何度も発売延期になり、もしかしたら今回アナウンスされていた3月1日発売というのも延期、もしくは最悪発売中止になるかも?も思われていた、SOTOのストームブレイカー SOD-372が無事に発売され、Amazon、楽天市場、ヤフーショッピング共に即完売となりました。
このストームブレイカーが凄いところは、前作のSOD-371 MUKAストーブで実現された余熱なしでの着火が可能なガソリンストーブに、ノズルの交換無しでガス缶での使用も可能となったことです。
※ガソリンストーブで余熱なしというのは画期的でした。
ガス缶も
ガソリンも使える(レギュラーガソリン、ホワイトガソリンのみ)
MUKAストーブでは燃焼ノズルの形状が凸型で風に敏感だったのが、ストームブレイカーでは凹型になり耐風性能も向上し、燃焼音も抑えられているとのこと。
更に、前作MUKAストーブではおおよそ20Lのガソリンを燃焼すると、ジェネレーターという部品に煤が溜まり、火力が低下して最終的には交換が必要(こちらの方によると、頑張れば分解して清掃できるらしい)でした。
しかし、今回のストームブレイカーでは壊れない限り最初から分解・清掃で火力が復活するとのことですので、更に完成された製品になっています。
ぷくおは面倒な余熱が必要ながらも灯油・ガソリン・ガスが使える(小さな部品の交換が必要)、日本未発売のMSR ウィスパーライトユニバーサルという製品や、灯油とガソリンに絞ったウィスパーライトインターナショナル、ドラゴンフライの3つが次期ストーブ候補でした。
着々と灯油使用可能製品を集めているので、灯油が使えないストームブレイカーはちょっと残念ですが、余熱不要でガソリンもガスも使え、更に燃焼音も静か、火力低下時のメンテナンスも可能という競争力の高いストームブレイカーが登場したことによりさらに悩みが増えてしまいました。
もちろん、灯油縛りなんていう変な気を起こしていない方で、ガスでは維持費や携行性、耐寒性能が劣ると感じている方には買って間違いなしの製品だと思います。
※なお、Amazonでは次回3月6日入荷予定とのことです。
製品概要は次の通り
●外形寸法
幅150X奥行130X高さ90mm(使用時・本体のみ)
幅65X奥行65X高さ90mm(収納時)
●ゴトク径
ゴトク外径 φ170mm
●重量
220g(本体のみ)
合計443g(本体:220g、ガスバルブ:53g、ポンプ:170g)
●発熱量※1
3.5kW(3,000kcal/h)
●使用時間※2
約0.8時間(SOD-725T 1本使用時)
約1.6時間(自動車用レギュラーガソリン480ml使用時)
●使用燃焼
SOTO製品専用容器(ボンベ)
自動車用レギュラーガソリン、ホワイトガソリン
●材質
バーナー・器具栓つまみ:ステンレス、点火スイッチ:樹脂
●付属品
収納ポーチ、バーナーベース、メンテナンスキット
備考
ボンベ、燃料ボトルは別売です。
※1 気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出。
※2 気温25℃無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出。
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