気がつけば1月も最後の週末。そんな最後の土曜日のおやつは愛知県犬山市にある「もちたけ」さんの栗きんとんを使った和菓子「栗羽二重(くりはぶたえ)」。
ぷくおは昔から栗きんとんが好きで、秋には何度も栗きんとんを作ったこともあります。栗きんとんは結構手間がかかっていますが、和菓子屋でも手間がかかるのは同じらしく、もちたけさんによる栗羽二重の紹介でも、栗きんとんが和菓子として食べられるようになってまだ間もない昭和初期に、初代店主が親戚一同の集まる場所でよく振舞っていたのが栗きんとんの巨大おにぎりだったとのこと。そして、「手間のかかる高価な和菓子である栗きんとんを贅沢に振舞ってあげられる瞬間こそ和菓子職人であることを誇りに思えた瞬間だったのかもしれない」と記載されています。
そして、親戚の中には遠方に持って帰りたいという方もいたそうで、それに応えようとして考えられたのが羽二重餅で包むという方法でした。これなら栗きんとんが空気に触れることを極力減らし、日持ちがするというアイデア和菓子。
これが大変喜ばれたことがきっかけで、「全国の人にも食べさせてあげたい」との思いが膨らみ栗羽二重の製造が始まったんだとか。
こうして出来上がった栗羽二重ですが、使用する栗は全て愛知県産・愛媛県産、熊本県産の、契約農家が木から落ちて24時間以内に収穫した栗を使用。さらに、虫食い栗や茶色に劣化したものを一切使うわないというこだわりの結果、白い栗きんとんとなっているのが特徴です。
栗羽二重
そんな栗羽二重を義両親から久しぶりに送ってもらって充実した週末となりました(^^)
こちらが商品が包まれた状態。栗きんとんというと、小さなスライム型のものが多いのですが、こちらはどっしりとした棒状になっていて、これだけでも食べ応えがある感じがします。
紙包みの中には、さらに巻きすに包まれた栗羽二重が登場。
これを外していよいよ栗羽二重とご対面。一般の栗きんとん約6個分となる約160gを羽二重餅で包み総計約260gという重さに仕上がっています。
棒状なので好きな大きさにカットしていざ実食。
こちらがぷくおの週末おやつの完成図。程よい上品な甘さに抑えられた栗きんとんを、もっちりした食感の羽二重餅が優しく受け止めてくれます。
最初食べた時、一栗きんとん好きとしては餅が邪魔かなと思ってしまったのですが、今となっては餅があることで食べ応えも出ているのでありだと思うように。
羽二重餅を使用することで栗きんとんの酸化を抑えた栗羽二重ですが、賞味期限は未開封で6日〜7日(10月〜5月は7日、6月〜9月は6日)。開封後は2日以内となっています。ですので休み前に受け取り、休み中に食べるのが良さそう。
栗といったら秋ですし、それ以外の季節にはちょっと不釣り合いな気もしますが、こちらの栗羽二重は通年で購入できるのもうれしいところです。
栗羽二重商品詳細
- 商品名:栗羽二重
- 製造者:有限会社もちたけ
- 原材料:栗、砂糖、餅後な、白餡/トレハロース
- 1本あたりの栄養成分(推定値):熱量537Kcal、たんぱく質6.5g、脂質1.0g、炭水化物127.4g、食塩相当量0.0g
- 価格:1,250円(税込)
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