今春三菱電機から発売開始されたブレッドオーブン。人気のあるバルミューダのザ・トースターよりも汎用性が無く手が出しづらかったものの、ついに買ってしまったので初レビューをお送りします。
ブレッドオーブンが気になっていた
バルミューダの「BALMUDA The Toaster」を筆頭に熱気を帯びている高付加価値のトースター市場に三菱電機が投入したのが「三菱電機 ブレッドオーブン」。
まさかの食パン1枚サイズ専用と割り切ったから得られる密封断熱構造により、パンから出た水分と香りを閉じ込めて焼きたてパンのようなふんわりしっとりした食感を実現していると謳っています。
価格はオープンプライスですが、市場価格は30,000円前後(2019/10/1時点でAmazonでも30,010円)とかなりのお値段。
ブレッドオーブンを購入
気になるけど手が出せなかったブレッドオーブンですが、ここ最近測定している血糖値の上がり方からお米よりもパン(小麦)の方が上昇幅が少ない。それならパンをより美味しく食べたい!ということで、ついに購入してしまいました。
本体の他に、ヘラ、説明書、レシピ集が付属しています。また写真では昭和のレトロっぽい雰囲気が気になっていましたが、実物はそこまで古臭いデザインではなかったのでホッとしました(もちろんスイッチがもっと現代的でもいいのにと思いますが)。
ブレッドオーブンの大きさなど
さて、このブレッドオーブンの最大の欠点は何度も述べている通り食パン1枚しか焼けないということ。なので既にあるオーブントースターを置き換えるのではなく、追加で導入する形になるため設置・収納が大事になってきます。
本体の外形寸法は幅270 × 奥行223 × 高さ140mmということですが、比較のためA4用紙を下に敷いてみました。
A4用紙は297 × 210mmなので、長辺が約3cm短く、短辺は約1cm長いですが、概ねA4用紙を置けるスペースがあればブレッドオーブンを設置できます。これならオーブントースターとの共存もできそうです。
ブレッドオーブンでトーストを焼いてみた
さっそく家にあったパンを試し焼きしてみます。まずパンをセットして、
本体前面のスイッチで設定して調理開始となります。
なお、焼くための操作は
- パンの状態(常温、冷凍、トッピングトースト、フレンチトースト)を選択
- パンの厚さを4、5、6、8枚から選択
- 焼き色(ふわふわ、薄め、ふつう、濃いめ、サクサク)を選択(冷凍パンはふわふわは選択不可)
- 最後にスタートボタンを押すだけ。
今回は、常温パン、5枚切り、サクサクで焼いてみます。
焼いている最中はちょっと可愛らしい音色でカチ、カチ、カチと音が鳴り、最後の方になると(おそらく表面のサクサク感を出すために内部のゲートが開いて)天板に設けられたスリットから水蒸気が立ち上ります。
最後はカチカチ音も早くなって焼き上がりとなります。ドキドキしながら上蓋を開けると、こんがりといい色に焼きあがったパンが出来ていました。
食べてみると、表面はサクサク、中は今までのオーブントースターで焼いたのとは比較にならないほどしっとりふわっとした食感で買ってよかった!と思える味でした。
とはいえ本当の驚きはコメダ珈琲店で購入したパンを焼いた時でした。が、そちらについてはまた別エントリでご紹介したいと思います。
(まだトッピングトースト、フレンチトーストは試していないので、さらなる驚きがあるかも)
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