本日AM2時からオンラインで開催されたAppleの発表会。ぷくおは、仕事の疲れから逆に寝られないまま2時を迎え、結局最後まで見てしまいました(笑)
今回出るだろうと言われていたのは
- iPhone 12 mini
- iPhone 12
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- HomePod mini
以上の5つがほぼほぼ確定。あとはAirTagや新型ヘッドホンあたりが出るかも?なんて予想もありましたが、既報の通りほぼほぼ確定とされていた5つが登場しました。
iPhone 12
メインとなるiPhoneは、Pro Maxのみ5Gのミリ波対応で、他はミリ波より速度が出ない代わりに電波が遠くまで届くSub6が出るだろう。とか、iPhone 12 miniは他よりもスペックが落ちるだろう。なんて言われていました。
ところが、iPhone 12シリーズは予想を裏切って全機種がミリ波対応というのが1つ目の嬉しいサプライズ。ところがミリ波対応モデルが出るのはアメリカだけ。というのが2つ目の悲しいサプライズ。
5G
そもそもミリ波とSub6ですが、用途としては街中(や郊外)で利用する電波がSub6で、スタジアムといった見通しの良い場所で大人数が一斉に使用する場所がミリ波というのが想定されています。
現在日本国内で整備されている電波はSub6ばかり。ということで、日本で使う限り当面はiPhone 12(日本モデル)に搭載されたSub6対応5Gで十分なものの、iPhoneの使用期間が延びている昨今、将来の楽しみのためにミリ波に対応したモデルが出ていたらよかったのになというのが正直な感想でした。
カメラ
続いて時間を割いて紹介されていたのがカメラの機能。特にProモデルでは赤外線を使い奥行きを計測するLiDARスキャナが搭載されているため、暗い場所でフォーカスが素早く合焦したり、暗所撮影時にも背景をボケさせるナイトモードポートレートが使用可能なほか、現実と仮想を重ねるARアプリが高速・高精度に。
またiPhone 12 Pro Maxではイメージセンサが従来比47%アップになり暗所撮影性能が向上。さらに一眼レフカメラなどで使用されているイメージセンサを動かして手ブレを補正する方式が新たに採用される(サイズアップ、手ぶれ補正両方とも広角カメラのみ)など、撮影能力がかなり向上していそうです。
その他
他にもワイヤレス充電規格「MagSafe」という、対応したチャージャーであれば所定の位置にピッタリとくっついて安定的にワイヤレス充電が可能になる仕組みが取り入れられたり、明暗差の強いシーンでも白飛び・黒つぶれなくビデオ撮影ができるDolby Vision方式が採用されるなど数多くの特徴を備えていて、次に述べる残念ポイントさえ許容できれば手堅い進化を遂げたモデルだといえます。
残念なところ
とはいえ残念だった点もいくつか。
まずはiPad Proで搭載されたディスプレイの120Hz化の見送り。高価な端末なので、なめらかな表示ができる高リフレッシュレートに対応していて欲しかったです。
続いてtouch IDが無いところ。普段はiPhone Xを使っていますが、このコロナ禍では結局パスコードでロック解除をするのが不便です。先日発表されたiPad Airでは電源ボタンに内蔵された指紋センサが搭載されていたので、iPad以上にマスクを着用しているシーンが多いと想定できるiPhoneでこそ指紋認証センサがあったらよかったのに。
買う?買わない?
ということで結果的に買う買わないを考えると、それほどiPhoneにCPUスピードもカメラ性能も求めなくなった今のぷくおとしては、この先出るApple silicon搭載ノートPCのほうが興味があります。
それでもiPhoneを買うとしたら、小ささが特徴的なiPhone 12 miniか望遠カメラがついているiPhone 12 Proのどちらかかなと思いました。また、今はまだリモートワークが適度にありますが、これが解除されたら今以上に顔認証でロックを解除するのが面倒になります。となるといっそのことiPhone SE(2020年モデル)もいいのかななんて思ってしまいました。
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