木更津・ホテル三日月に初宿泊。人気の理由を実感!!

関東近郊の方は、昔は「ゆったりたっぷりのーんびり 旅行けば三日月 ホテル三日月🎵」というCMを見た方も多いはず。

もともと千葉の勝浦の方にある小湊にホテルが設立され、勝浦、木更津と増やしてきたものの、2021年12月に運営元であるホテル三日月が勝浦と鴨川のホテルをホテルマネージメントインターナショナル社に経営権を譲渡。

現在は木更津のほかに、日光きぬ川、そしてベトナム・ダナンの3拠点で運営されているのだそう。

そんなホテル三日月の、木更津にある「龍宮亭スパ・ホテル三日月」は都心から近いリゾートとして特に子供連れに人気ですが、今回初めて泊まってみたところ、その人気がよく分かったのでした。

竜宮城スパ・ホテル三日月

2部屋利用時の注意点。ほか

今回は2家族・2部屋での利用となったのですが、まず最初にあまりネットに出ていない2部屋利用時のチェックポイント。

  • 部屋割りについて:今回は子供向けの「龍宮亭」を2部屋、公式サイトから押さえたのですが、何も言わなくても隣同士の部屋にしていただけました。
  • チェックインについて:チェックインはバラバラでも可能ですが、その際は自動チェックイン機ではなく有人カウンターを利用し、残りは遅れてくる旨を伝えると、部屋使用前から利用可能なプールのリストバンドを預かってもらえます。
  • 支払いの分割について:こちらはチェックアウト時に判明したのですが、料金を家族ごとに別々に支払い場合はチェックイン時にその旨を伝えておく必要があるとのこと。事前に電話で聞いた時は、チェックアウトを有人カウンターで行えばできるとのことでしたが、無理でした。。。

また、今回は長男の誕生日の近辺での利用でしたが、チェックイン日の17時までに誕生日3日以内の利用をホテル側に伝えると、ちょっとした記念品がもらえるそうです。

我が家は到着後そのままプールに行ってしまい、誕生日の件が貼られていたエレベーターを利用したのは17時以降でしたので、フロントに伝えられずちょっと悔しい思いに。公式予約画面で誕生日に関するコメントが書いてあれば嬉しかったのになと思います。、

初日

木更津で何より便利なのがやはりアクセス。我が家は館山自動車道を使用して1時間ちょっと。友人は横浜からアクアラインを使用して、当日はアクアライン渋滞がなかったこともあり40〜50分ほどで到着したとのこと。
※電車・バスの場合は木更津駅または都内数カ所や横浜・川崎から出ている木更津金田バスターミナルから、それぞれ無料シャトルバスでアクセス可能。

これだけ近いと「旅に来た」という感覚に乏しいことが多いのですが、部屋やプールからはこのような景色が見ることができます。

▲9階の部屋からの眺め(朝)

▲9階の部屋からの眺め(夜景)

思ったよりも東京湾を挟んで遠くに対岸の川崎〜横浜が見られるのが想像以上に良くて、旅行に来た高揚感を味わうことができました。

話をチェックインの時に戻すと、部屋利用は15時からですが、宿泊者は当日11時からプール・スパが利用可能(チェックアウトの日は有料)。

そのため、ホテルに到着したらまず向かうのは宿泊する龍宮亭のフロント。荷物を取りに車へ向かうのは面倒なので、宿泊用の荷物はクロークへ預け、プール用荷物だけ持ってスパ棟へ向かいます。

建物中央が今回泊まった龍宮亭。その右にスパ棟があり、受付を通ってアクアパークやオーシャンスパに向かいます。なお、建物5階で繋がっていますが、到着後にスパ棟に向かうには、そのまま外から歩いて行った方が近いとのこと

スパ棟は、1階に男性向けの脱衣所や温泉。3階に女性向けの脱衣所や温泉があるため、リストバンドのQRコードで入場ゲートを通って中に入ったら、男女は一旦別れる形になります。

なお、この入場ゲート直後に昔ながらの鍵タイプの貴重品入れがありますが、脱衣所にも暗証番号をタッチディスプレイで設定するタイプの貴重品入れがありました。

▲入ってすぐに貴重品入れがありますが、脱衣所には暗証番号タイプの貴重品入れがあった

さっそく水着に着替えて、浮き輪を持ってアクアパークへ!!

アクアパーク

アクアパークは浮き輪の利用が可能。フロート(シャチといった動物型の浮き輪とか)はあまり詳しく書いていなかったため、今回は浮き輪を購入して(レンタル有り(1時間550円/1日1,100円))いきましたが、パーク内では子供1人が乗れるぐらいの小さなフロートを使用している方も複数見かけたので、小さなサイズであればOKの模様。
※ウォータースライダーへ上がる階段近くに空気入れもあります

また、パーク内では無料の水飲み場を見つけることができませんでした。建物外のオーシャンスパに出て、右側の建物に自動販売機がありましたが、それを見つけられたのは2日目の終わり。気になる方は飲み物を持ち込んだ方がいいかも。

館内のアクアパークはちょっと水温が低く感じた(実際は27℃ほど)ので、初日は少し肌寒い天候だったので気乗りしませんでしたが、外のオーシャンスパが名前の通り温浴プールといった感じで気持ちよかったです。

しかも、外にはさまざまなお風呂もあって結構楽しいし、子供目線でも船のプールであれば海が見えて楽しかった模様。

▲船を利用した海ノ前風呂丸プール。なお、この船の右奥にある建物が飲料の自販機エリア

なお、館内のウォータースライダーは身長120cm制限と、2人利用やメガネ着用は不可なので、120cm未満だとフルに楽しむことはできないので注意。とはいえ、友人の子供は2人とも小学生ですが、ちょっと怖かったらしく、結局ウォータースライダーでは遊ばずでした。

さらに龍宮亭スパには屋内プールもあって、こちらはウォータースライダーはないものの、暖かい温浴プールでジェットバスや壺湯ならぬ複数名で入れる滝壺湯のようなものもあって、家族でしっかり楽しむことができました。

しっかり遊んだ後は、水着を脱いでお風呂へGo。

残念ながら、男性風呂の石組大露天風呂は2025/9/24から緊急メンテナンスのため利用不可。

▲今回は入れなかった石組大露天風呂(男性用)

写真の通り絶景が楽しめるお風呂のようなので、ぜひ再訪したいところ。

さらに、別棟ほ富士見亭では、富士見亭利用者専用のお風呂もあるなど、温泉を満喫できるホテルでしたよ。

夕食

夕食は子供大好きビュッフェ。利用時間はチェックインの時に指定しますが、今回はプールでしっかり遊ぶ予定でしたので、19時からの利用にしておきました(チェックイン時に夕食・朝食の時間を決めます)。

館内は想像通り子供達の声で大賑わい。おかげで、子供連れで参加しても気兼ねなく食べれます。

とはいえ、まだ未就学児2名を連れた我が家では、子供の世話をしつつ自分たちも食事を取りに行って、食べて、の繰り返しなので、当然ならがらあまり食事を満喫することはできませんでした。

肝心の食事は、子供から大人までバリエーションに富んでいたほか、各料理にはアレルギー表示もされていて安心。

目玉的に感じたのは次の料理です。

  • 浜焼き
    • 結構大きなホタテ
    • サザエ
  • ローストビーフ
  • ステーキ
  • タラバガニ

また、子供に嬉しいわたあめとか、大人に嬉しい生ビールやお酒なんかもあって、みんなお腹いっぱいになるまで食べることができました。

打ち上げ花火

さて、19時からの食事時間で問題(?)になるのが花火。

花火は夏季期間は毎日。その他季節は毎週末、数分ですが敷地内から打ち上げられるほか、お金を払えば自分の花火も打ち上げられるのだそう。

花火は20時半からで、食事会場からだと一部見られないなんてアナウンスがあったので、子供と急いで部屋に戻ります。

部屋からは真正面。とまではいかないものの、打ち上げ場所も眼下に見えて迫力満点。

あまりの迫力に、我が家の子供2人は怖くてちょっと窓から後ずさったぐらいでした。

とはいえ、食事会場に残った友人によると案外目の前に打ち上げられて十分楽しめたとのこと。ただ、室内が明るいので写真では撮れなかったと言っていました。

お部屋

話は前後しますが、今回予約したのはデラックスルーム。こちらは和室8畳とベッドルームという構成です。

龍宮亭には、乗り物ルームやコネクティングルームなど多彩な部屋が揃っているので、早めに予約できれば好みの部屋を選ぶことができますよ。

部屋の窓は毎日磨かれている?(翌日朝に、下層階の窓清掃をしていたので、そのまま上層階まで清掃するのかも?)のか、かなり綺麗で、初日は少し天気が悪かったものの対岸の景色を楽しむことができました。

なお、空気が澄む冬になれば富士山も見えるはず。

室内のテレビもそれなりに大きいものが据え付けられていましたが、残念ながらスマホの映像を飛ばせる機能はAndroidのみ対応でしたので、どうしてもテレビでiPhoneの映像を映したいのであれば、別途ケーブルが必要でした(2025年秋)。

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2つあるベッドはそれぞれ親子2名なら寝られそうですが、寝相の悪い我が子たちのために布団を和室に敷きます。

この布団のセッティングは頼めばやってくれるそうですが、エアウィーブのマットレスを拡げてシーツを被せるだけなので、ささっと自分たちでやってしまいました。

2日目

2日目。いつも通りの時間に寝た長男は、いつも通り6時ごろ起床。

まだ淡い色調の東京湾を眺めて、長男と2人、少しまったりした時間を過ごします。

しばらくして皆んな起床したところで朝食へ。

朝食

▲気持ちのいい景色の中で食べる朝食。ちょっと騒がしいですが、子供連れなら逆に安心

朝食も前夜と同じ会場ですが、朝食向けにメニューが変わっていて、まだあまり空腹ではないお腹に少しだけ朝食をいただきました。

またもプール

チェックアウトの精算は7時から受付可能(精算後も10時まで部屋利用可能)。

精算はみなさん混雑しない時間帯に各々済まされているのか、10時にロビーに行っても待つことなく精算が可能でした。

それより問題だったのはエレベーター。

どうしても1番上まで行ってから順次降りてくるというプログラムのため、途中階だとなかなか乗ることができません。

なので、荷物等の状況が許せば階段で降りてしまう方が早い階も多そうでした。

精算を終えたらプール利用のための手続き。というのも、プールは宿泊利用者であれば無料とはいかないものの割引が受けられるため、玄関横のカウンターでプール利用を申請するとQRコード付きのリストバンドを発行してもらえます(申請時にはホテルの領収書を確認しています)。

最後に駐車券の打刻を忘れないように行ってから、荷物を車に積み込んで、プール荷物だけ持ってスパ棟へ向かいます。

またも入場ゲートを通り、向かって右側で新しいタオルを受け取ってからプールへ。

2日目は天気も良くて、リゾート感あふれる陽光の中プールを楽しむことができました。

最後に男女分かれてお風呂を済ませて三日月終了!とはならないのが子供連れの旅。

スパ棟横には名前を聞くだけでも楽しくなるような「お祭りランド」という建物があるので、最後にそちらに向かいます。

お祭りランド

スパ棟からお祭りランドへは館内移動もできますが、単に暑さ寒さを避けられるだけということなので、精算を済ませてから一旦外に出てお祭りランドへ向かいます。

館内にはお土産屋やゲームセンター、縁日の屋台コーナーなどがあって子供にはたまらない場所。と同時に、親からすると際限なくお金が出ていく場所でもあります。

案の定、子供はゲームコーナーに吸い寄せられ、エアホッケーやポケモンの球投げ、アンパンマンの乗り物、さらにお菓子が取れるクレーンゲームと目一杯楽しんでいますが、お財布がどんどん軽くなるのが怖いのでキリがいいところでお祭りランド終了(笑)

さまざまな遊具が揃うキッズガーデンや、射的やスーパーボールすくいが楽しめる縁日、釣った魚をその場で食べられる釣り堀天国にサーキットとさまざまな店舗が入っているので、冬季などはプールじゃなくてこちらで遊ぶのもいいかもしれないですね。

最後はやっぱりアウトレット

最後は車で10分ほどの場所にある木更津アウトレットでお買い物。

先日オープンしたスノーピークでは、ちょうど雪峰祭の関係でランドロック(しかもアイボリーも)を含むテントが半額になっていて、危うく買いそうになったりしました(一人で設営が大変そうなのでキャンセル)。

テントこそ買いませんでしたが、靴を買ったりして夕方に木更津を離脱。帰り道は多少混んでいましたが、1時間半ほどで帰宅できるのは翌日仕事の身からすると嬉しいところですね。

もうちょっと安ければと思わなくもありませんが、近くて、それなりにリゾート感を味わえ、子供が敷地内で楽しめるうえに、子供向けの設備も諸々揃っていることを考えると、確かに人気を集めるのも納得のホテルでした。

 

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