香港でミシュラン一つ星に輝いた香港点心専門店『ティム・ホー・ワン(添好運)』&いちごあめの『ストロベリーフェチ』へ

船橋市の船橋港近くにあるのが「ららぽーとTOKYO-BAY」。1981年に開業して以来、なんとこれまでに19回ものリニューアルをしているという、気分的に行くたびにリニューアルしているショッピングパーク。

その19回目のリニューアルでは、船橋競馬場駅側の「北館」が取り壊された後の新「北館」の第1期が完成し、関東初出店3店舗、千葉県初出店26店舗を含む全96店舗がオープン(第Ⅱ期の開業時期等は未定なのだそう)。

今回の目玉は、3階に登場したフードコート20店舗(座席数1,400)とレストラン18店舗という大型フードゾーンですが、個人的に注目したのがティム・ホー・ワンという点心専門店。

この『ティム・ホー・ワン(添好運)』は香港でミシュラン1つ星に輝いたお店で、もとはと言えば4年連続でミシュラン3つ星を獲得したフォーシーズンズホテル香港の広東料理店「龍景軒」の点心師を務めたMak Kwai Pui シェフが、パートナーのLeung Fai Keung シェフと共に「よりカジュアルに、日常的に本物の味を」という想いから独立して2009年にオープンしたお店なのだそう。

現在は、日本国内では日比谷、新宿、東京ドームシティ、梅田茶屋町、そしてこのららぽーとTokyo-Bay。そして海外では香港のほかに、ニューヨーク、ラスベガス、Katy(ヒューストン近郊)、ホノルル・ワイキキなどに店舗があるとのこと。

子どもがお出掛けで不在のタイミングで、妻とショッピングに行ったついでにティム・ホー・ワンを食べてきましたが、さすがの美味しさだったのでレポートです。

ティム・ホー・ワン ららぽーとTOKYO-BAY店

ティム・ホー・ワンは新しく出来た北館の1階にありますが、店舗入り口は建物内ではなく、北館と南館の間を通る「ハーバー通り」側にあります。

お店は11時オープンですが、オープン前から数人が並んでいる状況。我が家は13時過ぎに並び、15分ほど待って入店できました。

店内の様子

店内は屋内席のほかにテラス席もあります。さらに個室(最大10名×2部屋)もあるようなので、さまざまな用途で使えそうですね。

注文したもの

初訪問ということもあり何を食べてよいのかよく分からなかったので、いいね!マークの付いた料理を中心に注文。

注文したもの

  • ベイクド チャーシューパオ(880円)
  • 大根餅(680円)
  • 海老の蒸し餃子(580円)
  • 季節の温菜(780円)
  • 特製醤油のエビチャーハン(1,480円)

実食

海老の蒸し餃子

注文してまず到着したのが「海老の蒸し餃子」。写真では分かりにくいですが、アツアツで湯気が立ち上っています。

卓上にあるオイスターソース、黒酢、醤油をどう使っていいのか悩んだため、グラデーションになるように3つの黒い液体をお皿にかけていきます(笑)

口に入れると、もちっとした皮とぷりぷりの海老、そして餃子の餡が組み合わさって、これだけで美味しいお店だ!と思えるおいしさ。

個人的には黒酢+醤油の組み合わせが美味しかったです。

特製醤油のエビチャーハン

続いて登場したのはエビチャーハン。海老が多数乗っているのが嬉しいです。

口に運ぶと、何て言ったらいいのか分かりませんが、とにかくチャーハンの混然と一体化した複雑な味わいが口の中に広がってまさに口(幸)福。

米粒のパラパラ具合やぷりぷりの海老はもちろん美味しいのですが、なによりも特製醤油がまろやかに全ての具材を包み込んでくれて超美味。

ベイクド チャーシューパオ

BBQポークが入ったパオ。写真ではサクサクふわっとした饅頭?に入っているのかと思って頼んでみましたが。

パオはまさかのメロンパン(のような生地)。

甘い外側の生地と、中のチャーシューの組みあわせで、私は美味しく食べたものの妻はこの組み合わせはちょっと苦手とのことで、少し人を選ぶようです。

さすがに一人で3個食べるのは重たかったので、持ち帰りをお願いするとさっと容器と袋をもらえました。帰宅後に電子レンジで少し温めて食べたのですが、メロンパン生地のサクサク感が失われてしまい大失敗。

最初からテイクアウトで購入すると、美味しい食べ方(温め方)のイラストが描かれた箱で提供されるようで、それによると電子レンジではなくオーブンを使用し、150~170℃程度の中高温にセット。余熱後に約3分焼いて出来上がりなのだそう。

大根餅

自分は初体験となる大根餅。

こちらは広東料理の一種で、米粉・もち粉・大根と水を練った生地を四角形にして蒸した点心なんだそう。

大根は細かく切られていて、食べていてほぼ大根とは分からない状態になっていて、さっと噛み切れるけど餅っぽさが残る点心。

思いのほか味に癖が無くて、醤油等とラー油(?)を付けると、どんどんと食べ進められる美味しい大根餅でした。

季節の温菜

個人的には「温レタス」がおいしそうだったものの、妻のリクエストにより季節の温菜を注文。

ブロッコリーのような茎の部分、厚いほうれん草のような葉の部分、菜の花のような花の部分。と、何の野菜か分からずに食べた季節の温菜(笑)

店員さんに聞くのを忘れてしまいましたが、調べてみると「カイラン」という野菜の模様(2025年11月時点)。

調べてみると、「カイラン」とは庶民派の高級野菜で、チャイニーズケールとも呼ばれているとのこと。「茎はブロッコリー、そしてキャベツの芯の甘さ、アスパラガスの食感を足したような、それでいて個性のある味」として、オイスターソースを使った中華が定番でありつつ、イタリアンにも和食にも合いそうと紹介されていました。

苦味は無く面白い野菜を食べられたのでよかったです。

初ティム・ホー・ワンの感想と店舗情報

本当はライスロールやフライ、お粥、デザートも食べたかったのですが、思いのほかボリューミーでギブアップとなってしまった初ティム・ホー・ワン。

今回はわずか5品しか食べていませんが、どれも美味しくて、さすがミシュランの星を取っただけのことはあると思わされました。

お子様プレートもありますが、我が家の子たちはまだ食べられなそう(豚まんなら食べるか?)なので近日中の再訪は難しそうですが、ぜひ他のメニューも食べたいと思える美味しいお店でした。

店舗情報

  • 店名:ティム・ホー・ワン ららぽーとTOKYO-BAY店
  • 住所:千葉県船橋市浜町2-1-1 ららぽーとTOKYO-BAY 北館1階 10291
  • 電話:047-402-3738
  • 営業時間
    • 平 日 11:00~21:00(LO 20:30)
    • 土日祝 11:00~22:00(LO 21:30) 
  • 定休日:年中無休
  • 席数:144席(店内:120席 / テラス:24席)
  • 個室:あり(10名席2部屋 ※7名から予約可能)
  • ホームページ:https://timhowan.jp/

strawberry fetishのいちごあめ

お腹も満腹になったぷくお夫妻。子供へのお土産に何か面白いものがないかと探して見つけたのが、北館3Fにある「strawberry fetish(ストロベリーフェチ)」のいちご飴。

りんご飴の「いちご」版ですが、絶対に子供が好きそう!と思って来店。ところが、飴は5分ほどで溶けてしまうため、テイクアウトは想定されていないとのこと。

なので、やむを得ず1本だけ購入したのですが、薄くてパリパリの飴と甘酸っぱいいちごの組み合わせは間違いのない美味しさですし、写真映えもする一品でした。次回は子供も連れて食べにきたいと思います。

店舗情報

  • 店名:strawberry fetish
  • 住所:千葉県船橋市浜町2-1-1 ららぽーとTOKYO-BAY 北館3階 
  • 定休日:ららぽーとTOKYO-BAYに準ずる
  • ホームページ:https://strawberryfetish.com/
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