シビックRSをちょっとだけ見てきました

ホンダといえばタイプR。その中でも人気なのがシビックのタイプRですが、噂によると納車まで2年近くかかるんだとか。

それに前のモデルに比べて控えめになったとはいえ、まだまだ好戦的なエクステリアと、なによりも500万円という値段がハードルが高いところ。

そんな中、登場したのが「RS」という、1.5リッターの直4ターボエンジンを積みつつマニュアルミッションという、ちょっとマニュアルで楽しみたい方向けのモデル。

メカニズムや装備などは、1.5L直4ターボを搭載する上級の「EX」グレードに準じていて、プライムスムース&ウルトラスエードを使った上質なシート生地や、運転席と助手席の電動調節機能などを標準装備。さらに、新採用のGoogleアシスタントを搭載した9インチホンダコネクトディスプレイ&ETC車載器まで備わっているのだそう。

そんなRSが展示されていたのでちょっと見てきました。

シビックRS

こちらが噂のシビックRS。

展示車両は423万円の車体に14万円のオプションをつけて438万円とのこと。

カラーはシーベッドブルー・パール。室内で見るシーベッドブルーは落ち着いた色合いで、太陽の下でどう見えるか気になるものの、個人的には白・黒・赤のほうがシビックらしいように感じます。

エクステリアの造形はホンダのハッチバックらしい造形で、先代よりも大人っぽくなって好印象。

中に入ってみると、運転席周りは豪華ではないもののセンスよくまとまってていいと思います。

肝心のミッションですが、試乗しているわけではないので正確なところは分からないものの、ショートストロークではあるものの動きがちょっと渋いように思いました。とはいえ、昔乗ったことのあるプジョーのミッションのようにねっとりした動きではなかったので、走ったら気持ちいい動作だったらいいなと思います。

▲細かいところですが、最近のホンダ車ではステアリング左側スイッチのオーディオソース選択がダイヤルで、音量調整が上下スイッチ。逆の方がやりやすいのにと思ってしまうのはぷくおだけでしょうか。

写真には撮りませんでしたが、身長175cmの自分が運転席のポジションを合わせた状態でも後席は十分な広さ。この辺りはFFの特権ですね。

そしてトランクですが、結構広く、床下収納も合わせれば大抵の荷物は積めそうです。

第一印象はなかなか良かったシビックRS。個人的にはやっぱりFRのミッションが欲しいとは思いつつも、もうそのような車はかなり限られるため、家族が乗れる車という条件で考えれば将来の乗り換え候補に入れてみようと思いました。