嘘みたいな軽さの世界最軽量ノートPCを購入!

今のメインPCはM1 Proが搭載された14インチのMacBook Pro。ミニLEDディスプレイがとても綺麗で、性能も高く、SDカードスロットもあってなんでもできる頼もしいマシンなのですが、ネックが重いこと。

重量は1.6kgある上に、普段持ち歩いているPCケースがちょっと保護高めということもあり、トータルで2,033gもの重さがあったのでした。

単純にパソコンだけならいいのですが、当然それ以外にも荷物があるわけで、腕への負担は増すばかり。

昔と違って3DCGとか映像編集はしなくなってしまったので、それほどハイスペックではなくていいので、とにかく軽い!パソコンが欲しくなったのです。

求めるスペック

求めたのはとにかく軽いこと。そして14インチのディスプレイと、16GBのメモリがあること。

ちょうど2024年春はAI PCと銘打ってインテルからCore Ultraシリーズや、クアルコムからはSnapdragon X Eliteという新しいプロセッサが登場したところ。

当然それらのプロセッサを搭載したPCも魅力的なのですが、一時期チャットGPTを試した身としては、まだそれほどAIをローカル環境で動作させる必要性を感じませんでした。

それどころか、マルチコアを活用するような場面が少なくなっているので、とにかくシングルCPUの性能さえある程度良ければOKという考えで選定を進めました。

そんなわけで白羽の矢が立ったのが、2023年初頭に発売された富士通のFMV LIFEBOOK WU-X/H1。

一般的な軽量モデル760g程度から展開されているのですが、より発熱が少ないCPU、キーボードバックライトも無しと尖ったのが、質量約689gという、14インチノートPCとして世界最軽量を誇る最軽量モデルのWU-X/H1。

CPUがCore i5 1335UかCore i7 1335Uのどちらか、メモリは最小8GB、最大32GB、ストレージは256GB~2TBまで選べる構成となっています。

気になるのが2023年初頭に出たモデルということで、そろそろ最新のCPUに切り替わるのではないか?と思いますが、Core i5 1335Uと、最新のCore Ultraを比較してみると、3DCGや映像処理といった複数コアを使用するソフトでは大差をつけられているものの、シングルコアでは同等。もしくは1335Uの方が早い項目もあるぐらいで、であればそれほど待たなくてもいいや!と思ってしまいました。
※インテルに比べて安いという前評判だったSnapdragon X Eliteも、初値は20万円台半ばのものが多いなど、思ったよりも高いですし、性能自体もAI性能以外は思ったほどではないという噂も出てきていますね

そんなわけで、WU-X/H1の、Core i5、16GB、256GB SSDモデルを購入してみました。

同モデルは富士通公式オンラインストアでしか販売されていないのですが、トップページに表示されていたクーポンを使用して、税込158,980円に。

WU-X/H1

驚くほど軽いダンボール。そしてアップル製品からすると驚くほど簡素な段ボールで届いたWU-X/H1。

簡単な取扱説明書と、ノートPC本体、そして電源アダプタが入っています。

富士通ロゴも天板の片隅に小さく纏まっていてスマートな感じ。

ディスプレイを開くと、狭額縁になっていてモダンな感じ。またキートップもひらがなが記載されていないのでスッキリです(オプションでひらがな入りも選択可能)。個人的には右下の矢印キーが少し離れた位置に置かれていて押し間違いしにくくなっているのが嬉しいところ。過去のMacBook Proでは上下キーがその他キーの設置面積に高さ半分にした↑↓キーが並んでいて押しにくかった記憶があります。本当なら左下のCPUのロゴシールを取りたいところですが、強力なシールで難しいようなので今のところ断念です。

気になる重さは

恒例の重さチェック。

ネットのレビューでは、富士通のパソコンはスペックよりも軽量のことが多いように書かれていましたが、スペック上約689gだったのが実測では692gでした。

この辺りはメモリを16GBにした影響が出ているのかもですね(とはいえ3g。1円玉3枚分ですが…)。

早速セットアップ!と思って電源をつけると

まさかのこんなMS-DOSを彷彿とさせる黒字に白字文字のレトロなお願い画面が出てきました。セットアップを続ける「Y」を押してからは富士通とHDMIのロゴが出て、あとは通常のWindows11のセットアップ画面となりますが、まさか令和の時代にこんなレトロっぽい画面を見ることになるとは思いませんでした(笑)

MacBook Proの43%の重さしかないFMV LIFEBOOK WU-X/H1。まずは電源を入れたところまでですが、気軽に持ち歩いて活躍してもらいたいですね。

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