友人とのキャンプを予定していた週末は台風24号の影響でキャンプ場到着時から撤収時まで雨の可能性が高かったため、残念ながら中止となってしまいました。
自宅キャンプに切り替え
ただせっかく友人と予定を合わせていたので自宅キャンプを決行することに。
まずはキャンプといえばテント。ということで、リビングの片隅にテントを設営。これが友人のお子さんに大人気で、子供のテンションとアルト(犬)が早速テンションマックスに。
キャンプの醍醐味
ぷくお達おじさん組の楽しみはやはり焚き火。
というわけで、雨の降るなか軒下で火起こし。さらに、今回のキャンプから火消しつぼ兼火起こし器という道具を導入してみました。
火消しつぼ兼火起こし器
火起こし器というのは、器の中に炭を縦に入れ、中敷の下に着火剤を置き、着火剤に火をつけてほったらかしにしておくだけで火起こしができます。
今までぷくおはホームセンターなどで売られている一般的な炭を使用していましたが、ダッチオーブンでの調理などだと火持ちが悪いのが不便だったので、火がつきにくい代わりに火持ちがよく高温が出て、備長炭より安いオガ備長炭(木くずを圧縮して作られた、備長炭に似た性質を持つ炭)を使いたいと思ったので、手軽に火起こしができる火起こし器を購入していたのでした。
また、炭は使用後に火消しつぼの中に入れ、酸素を絶って消火させます。さらに形の残っている炭は「消し炭」と言われていて、次回簡単に火がつく炭として再利用可能。
もちろん水で消火させても良いのですが、水と混ざった灰はドロドロで掃除するのも面倒ですし、消し炭を作るには改めて乾燥させる必要があります。
火起こし器と火消しつぼがセットになっていて評判の高いキャプテンスタッグを購入し、ついに人生初火起こし器を使いました。
今回は普通の炭だったので、試しに着火剤に新聞紙を少し捻ったものを多めに置き、その上に炭の入った火起こし器を設置。
特に何もすることなく数分後にはこんな風に炭にしっかりと火がつきます。
あまりの楽さに唖然としましたが、小さい頃から培ってきた火起こしのワザが披露できないのもちょっと寂しいですね。
塩胡椒で味付けしたシンプルな手羽先
炭火が確保できたところで手羽先の調理に入ります。
全体に塩胡椒をちょっと多め(焼いている間に油と一緒に滴り落ちてしまうため)に味付けします。
続いて手羽先を皮側から焼き始めます。
鶏肉なので、火力の強いところと弱いところを使い分け、皮はパリパリにしつつ中までしっかりと火が通るように焼きます。
こちらが完成した手羽先。
やはり炭火で焼いたので台所では出せない美味しさになりました。
カレーに合うナンの調理
カレーは女性陣が作ってしまったので写真はなし。
ぷくお達はナンを粉から練り上げ、窯で焼くという楽しみに興じます。
ナンの材料(8枚分)
- 小麦粉(強力粉)250g
- 塩・・・小さじ1
- 砂糖・・・大さじ2
- ドライイースト・・・3.3g
- ヨーグルト・・・50g
- ぬるま湯・・・110cc
- サラダ油・・・大さじ1
- 打ち粉(強力粉)・・・適量
- バター・・・適量
作り方
- 塩、砂糖、ドライイースト、ヨーグルト、ぬるま湯を入れ、泡立て器でよく混ぜ合わせます。
- ボウルに入れた小麦粉の中に徐々に混ぜ合わせた溶液を入れ、手で生地がまとまるまで混ぜます。
- さらにシリコンマットなどの上に生地を置き、きめ細やかになるまで3分ほど伸ばしたり押し付けてこねていきます。
- 再び生地をボウルに入れてサラダ油を加え、ツヤと弾力が出るまで10分ほどこねます。
- 生地を丸めた後、ボウルに入れてラップをかけ、1時間ほど発酵させます(一次発酵)
- 生地が1.5倍ほどに膨らんだら、包丁やスケッパーで8等分にし、生地を手で押しつぶしてガス抜きをしつつ丸くまとめます。丸める際は表面がなめらかになるよう合わせ目を指で潰します。
- バットに生地がこびりつかないよう軽く打ち粉をまぶしてから丸めた生地を置き、ラップをかけて30分〜40分程度二次発酵させます。
- 1.5倍程度に膨らんだら、手に打ち粉を軽くつけ、破けないように注意しながら生地を伸ばします。この際あまり薄くしない方がナンらしさが出ます。
- 高温になったピザ窯(なければ強火でガンガンに熱し、蓋をしたフライパン)に生地を入れ、生地が膨らみ始めたあたりで溶かしたバターを塗り、焦げ目がついたら完成。
今回は友人が持っているLOGOS the KAMADOで焼き上げました。
終わり
美味しいカレーと手羽先、そしてお店で購入したケーキなどでお腹も一杯になり就寝。
翌朝は朝マックというキャンプらしからぬ朝食でしたが、今回出来なかった朝食用の手作りパンなどは次回のリベンジキャンプに持ち越しになりました。
次回こそ雨が降らずに予定通りキャンプができますように。
そして、伊勢湾台風並みの勢力で日本列島を縦断している台風24号の被害が最小限で済みますように。
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