東京都・小池都知事が要請した4月12日までのイベント自粛の関係か、それまでの間に何日間かテレワーク(在宅勤務)を行うことになり、今日がその初めての日となりました。
今までだって休日に家で作業することはありましたが、勤務時間にカウントされる業務を自宅で行うのは初めての経験。
今日はZOOMと呼ばれるテレビ・Web会議ツールを利用したテストも実施する。ということで、出勤時間前にパソコンとキャンプグッズ、ワインセラーで埋まった部屋を整理し、部屋が映っても恥ずかしくない状態にするのに一汗かきました。
ちなみにZOOMでは背景を違う風景に変更することはできますが、デフォルトで入っているのはサンフランシスコのゴールデンゲートブリッジや宇宙、ビーチといった若干ふざけてるのかと思われてしまいそうな画像・動画ばかり。こちらは時間のあるときに落ち着いた写真を探した方がよさそうですね。
初テレワーク
いよいよ始まった勤務時間。オンライン上で「出勤」をクリックし、あらかじめ持ち帰っていたファイルを使って作業したり、メールを利用して作業したりして過ごします。
メリット
ここで思ったのが電話で作業を中断されないことの快適さ。
会社にいて電話がかかってきてしまったら逃げようがありませんが、現状の在宅勤務では会社の電話が転送されてくることはなく、また同僚からの連絡もメール/チャット経由なので作業がひと段落したところで目を通せばいいのでリズムを乱されることが少なくなります(どうしてもメール受信の通知で気になったりはしますが)。
また、自分好みの作業に集中できる音楽を流しながら仕事ができるというのも嬉しいですね。
デメリット
逆に欠点だなと思ったのは次の2点。
- 必要なデータが全て見られない
- 気軽に話しかけて相談ができない
1.について
こちらは会社の整備状況によるところが大きいですが、ぷくおの会社では業務データは基本的にはNAS(ネットワーク上のHDD)に保存しているのですが、こちらは社外のインターネット越しには閲覧できないようになっているのが問題です。
セキュリティとの兼ね合いになりますが、業務の効率化を図るためにも機密性の高いデータを除外してなんとかオンライン開放して欲しいところ。
2.について
気軽に話しかけることができない点ですが、こちらは仲のいい同僚とはメッセンジャーなどで常に繋がっているのですが、皆がいるわけではないので相談相手が登録されていないという問題が発生します。
とはいえこちらはすでに解決方法が見えていて、ビジネス用チャットアプリのSlackというサービスを本格的に導入すればいいかなと思っています。
以前テストで導入したものの、既存のサービスを置き換えるには至らなかった(仲のいい同僚同士でテストしたので、そもそもメッセンジャーで十分だった)のですが、本格的なテレワークが必要となれば今度こそ導入する必要性が高そうです。
デメリットはあるものの、それらは社内の承認さえ得られればかなりの域まで解決できそうということもあり、案外テレワークいいかも!と思っているうちに、ZOOMテストミーティングの時間に。
ZOOMミーティング
いよいよZOOMミーティングの開始。とはいっても今回は初めて使う人ばかりなので、今後のミーティング本番に備えてきちんと接続できるかをテストするだけ。
ぷくおはZOOMホームページからダウンロードできるミーティングクライアントソフトを利用しましたが、このソフト上だと発言している人を自動的に判断し、メイン画面が自動的にその人に切り替わるようになっているのが新鮮でした(これをキャンセルする方法がまだ見つかっていませんが)。
また、今回はあくまで接続のテストだったので、ミーティングでどこまで音声が聞き取れる/集音できるかは未知数ですが、これが当たり前になっていけば働き方もだいぶ変わってきそうだなと思いました。
業務終了した感想
そんなこんなであっという間に業務終了時間となり、残業もそこそこに「退勤」を申請してテレワーク初日が終了に。
業務内容上、どうしても出勤しなければ仕事にならないという方も多いと思いますが、海外の状況を見ていると場合によっては日本でも自宅から外出禁止になる可能性も0ではないと思います。
「働き方改革」というスローガンだけ叫ばれていた日本ですが、新型コロナウイルスを契機として新しい働き方を模索する段階になっているのかもしれないですね。
テレワークはまだまだ続きますので、また何か変化があったら日記を兼ねて残したいと思います。
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