惜しくも夏休みメインの7月・8月には間に合わなかったものの、アウトドアブランドのDODから、自立式ハンモック「トゥリーイラヘン」が9月2日から販売されることが発表されました。
木にロープを巻きつけて吊るす必要のない自立式のハンモック自体は既にさまざまなメーカーから出ていますが、トゥリーイラヘンは一味違う個性がありましたよ。
トゥリーイラヘンの特徴
木を使わずにハンモックキャンプができる
自立スタンド付きのハンモックにタープとメッシュを付けることで、就寝可能なソロテントとして使用が可能。
木のない場所でのハンモックキャンプが可能となっています。
ハンモックというと、身体が沈み込んだり、ゆらゆらと揺られたり(それが良いという方も多いと思いますが、ぷくおは苦手)するものですが、こちらのトゥリーイラヘンはその問題を次のように解決。
ハンモックポール
生地が体重によって沈み込んで窮屈になることを防ぐため、就寝部分にポールが2本入っています。
ポールがあることで生地の沈み込みを防ぎ、フラットに近い状態で寝ることができます。
揺れ防止ベルト
揺れ具合を調整するためのベルトをハンモック下に配置しています。ぎゅっと締めればほとんど揺れないようにすることも可能なんだとか!これならすぐに揺れで酔ってしまうぷくおのような方でも大丈夫そう!
タープが付属するので日差しや雨から身を守れます
350 × 290cmの少し大きめで、UPF50+のUVカット加工が施されたタープを取り付けることが可能。雨や日差しの強い状況でも快適にキャンプを楽しめます。
ポールを挿すグロメットやロープを結ぶループがたくさんあるため、気候や好みに応じてタープスペースの形状を変えることができるほか、ポールを別途用意すればタープ単体でも使用可能です。
また、タープはフレームをうまく使うことで地面に触れさせることなく折りたたむことが可能になっているんだとか。雨天後の撤収でも少しでもきれいな状態で撤収できるのは嬉しいポイントですね。
虫の侵入を防ぐメッシュ付き
ハンモック本体に取り付け可能なメッシュ生地により、虫の侵入を防ぎ、夏場でも快適に過ごすことができます。
※メッシュ生地を取り外して使用することも可能です。
スペック
- カラー:タン/カーキ
- DOD STORE価格(消費税/送料込)
:29,700円 - 組立サイズ(外寸):(約)W350×D86×H177cm
- インナーサイズ:(約)W220×D86×H50cm
- 収納サイズ:(約)W17×D33×H132cm
- 重量(付属品含む):(約)17.4kg
- 収容可能人数:大人1名
- 材質:
- ハンモックフレーム、ハンモック生地内のポール、キャノピー/タープ用ポール、ペグ:スチール
- ハンモック生地、キャリーバッグ:600Dポリエステル(PVCコーティング)
- タープ生地、タープ/ペグ用キャリーバッグ:150Dポリエステル(PUコーティング)
- メッシュインナー、ポール用キャリーバッグ:ポリエステル
- メッシュ用ポール:グラスファイバー
- 最低耐水圧:2000mm
- UVカット:UPF50+
- 静止耐荷重:100kg
- セット内容:ハンモックフレーム、ハンモック生地、メッシュインナー、メッシュ用ポール×2、タープ用ポール×2、キャノピー用ポール、ハンモック固定用ベルト×2、タープ生地、ロープ(3m)×4本、ロープ(4m)×4本、ペグ×8本、キャリーバッグ、タープ用キャリーバッグ、ポール用キャリーバッグ、ペグ用キャリーバッグ
感想
1人でキャンプに行けるなら絶対買っていたかも!と思えるトゥリーイラヘン。
書いたいと思えた理由としては、まずは就寝時に地面の凸凹の影響を受けないこと、ハンモックならではの揺れが抑えられていること、虫除けのネットが付属すること、ハンモックでも寝床がフラットになるよう配慮されていることなどがありますが、1番はテント(というかハンモックですが)の汚れるポイントが少ないところでしょうか。
地面に接するのはフレームやペグだけなので、そもそも設置面積が少ないですし、きれいにするのも簡単そうなのが良いなと思いました。
デメリットとしては、重いこと。そしてテント内に物を置くスペースがほぼないので、貴重品等を考えると車でのキャンプが必須なあたりでしょうか。さらにその収納サイズも幅が132cmなので、2シーターの車とかでは難しそう。
デメリットもありますが、なかなか良いなと思えたトゥリーイラヘンでした。
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