結婚した時に夫婦揃って購入した無印良品の自転車。ぷくおは26インチの自転車を。ぷくお妻は20インチの内装3段ギア付きのU型自転車を購入。
そして月日は流れ、冬ごもりして体重の増えたぷくおが乗車した結果、両方ともパンクしてしまいました(涙) そろそろ直してほしいというリクエストを受け、まずは面倒な内装3段ギア付きの自転車修理に取り掛かります。
用意するもの
あまり距離の進んでいない自転車なので、タイヤの溝はしっかり残っています。どちらかというと中のチューブが経年劣化で痛んでいるため、そちらを交換することにします。
というわけで揃えたのがこちら。
Amazonで購入したパナレーサーの20インチタイヤ用チューブ。あとは元々持っていた、タイヤを外すためのタイヤレバー。
その他工具としては、プラスドライバー、10mmスパナ、14mmスパナ、15mmスパナが必要でした。
15mmスパナは自転車後輪のハブナットを外すために必要でした。ちなみに前輪は14mm。前後で違うサイズのナットを使うのはよくあることなんですかね? とにかく手持ちの工具に15mmスパナはなかったため、急遽作業中に買い出しに行って揃えました。
後輪タイヤ交換作業開始
まずは一番面倒な後輪から作業を進めます。タイヤはご覧の通りぺちゃんこ。
作業前のパーツ取り付け順序記録
組み立てる時のために位置関係を記録しておきます。左からナット(15mm)、ナット、泥除けステー、変速機、厚めのワッシャー、チェーンステー、チェーン引き、ハブ(ホイール)でした。
こちらはスタンド側(車体下側から撮影)。車体外側から、ナット(15mm)、ワッシャー、泥除けステー、泥除けステーずれ防止用ワッシャー(?)、自転車スタンド、チェーンステー、チェーン引き、ハブ(ホイール)となっています。
ホイール外し
位置関係が分かったところで作業開始。まずは変速機のカバーを外します。
カバーを外すとギアを変えるための装置が見えてきます。ハンドルの変速レバーでこちらの車軸から伸びているピンが押し込まれ、ハブの中に組み込まれたギアが変わるという構造になっていますので、このピンの伸びている量を記録しておきます。
ホイールを外さないとタイヤチューブの交換ができないため、変速機のワイヤーを外してハブナットを緩めていきます。
反対側も付属物を外し、ついにホイールが車体から離れました!
タイヤチューブ交換
本当ならホイールを外す前に作業した方が楽だったのですが、先に外してしまったものは仕方ありません。
若干ぐらつくのが気になりますが、タイヤレバーを使ってタイヤをホイールから外していきます。レバーをタイヤとリムの間に差し込み、すくうようにしてタイヤを外していきます。
一周作業してホイールからタイヤから外れました。
空気を入れるバルブの金具も外してホイールからチューブを外していきます。
タイヤにチューブをはめ込んでいきます。こちらはタイヤチューブの説明書通りに。チューブ交換が終わった後は元の通りに組み立て直して完成! 本当なら清掃も行うのがいいのでしょうが、時間もないしそもそもホイール自体の周りも悪くなってきたのでパス。続いて前タイヤの交換に移ります。
前輪タイヤ交換作業開始
前輪は後輪と違ってハブナットさえ緩めればフォークからホイールが外れるので簡単。とはいえシティサイクルなので数点一緒に留まっているため念のため写真を撮っておきます。
こちらはフロントフォーク右側。外側からハブナット、カゴステー、泥除けステー、ワッシャー、フロントフォーク、ホイール。
続いて左側。こちらは右側と同じ順ですね。
ホイールを外す際、ブレーキの部分が邪魔になってしまいますので、ブレーキゴムのみ外しておきます。ブレーキを緩めるのではなく、単にブレーキゴムのみ外す方が再調整の必要がなく楽でいいです。
簡単に外れた前輪。あとはのんびりとチューブ交換して、元どおり組んで終了となります。
完成写真は撮っていませんが、試走も済ませて無事前後のタイヤチューブ交換終了となります。
今回はとにかく手元に15mmスパナがなかったため、なんとか手持ち工具のみで後輪のハブナットを外そうとしたので時間がかかりました。
費用
今回かかった費用は次の通り。
- タイヤチューブ:515円×2個=1,030円
- 15mmスパナ:約950円
ショップに依頼する際の工賃は、サイクルベースあさひさんが1,080円、イオンバイクさんが前輪1,296円〜、後輪1,944円〜となっているので、1/3程度の費用で済んだのでよしとしましょう。
残るはぷくおの26インチ自転車。こちらはシングルギアな分、構造も単純となっているのでさっと交換したいですね。
※チューブは空気入れのバルブが3種類あるので注意(一般的な空気入れは英式が多いです)
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