三寒四温の言葉通り徐々に春めいてきましたが、のんびりしていられないのが芝生のお手入れ。
冬の枯れている期間は芝生と土壌の保護のために少し長めにカットしたまま枯らしていた芝生ですが、春の新芽が出てくると枯れた部分は分解されることもなく新芽の下に潜り、水はけを悪くしたり、雨天後は保水して芝生の病原菌の温床となってしまいます。
そのため、芝生のために毎年萌芽前に更新作業を行っているのですが、今年は休みの日に予定が入っていたり雨が降ったりしてしまい、なかなかやる機会がありませんでした。
今朝、ようやく時間が取れたのでささっと作業を行います。
こちらが冬を越した芝生。
だいたい25mm〜30mm程度でしょうか。
まずはレーキで踏まれて寝てしまった芝生を起こし、すでに根元から抜けている芝を集めて捨てておきます。
ひと通り集まった芝を捨て、寝ている芝が立ったら芝刈りの実施。
まずは芝刈り機の刈高を10mmにセットして全体的に刈り上げていきます。
さらに、フラットで障害が無い部分は5mmに下げて刈り込んでいきます。
スッキリと清潔感のある芝生になりました。
続いて、こちらのローンスパイクで芝の根切りと土に穴を開けることによるエアレーションを行います。
ザクザクと穴を開けた後は、仕上げの堆肥。
新芽を出すエネルギーの必要な時期なので、それに合わせた多めの量(説明書記載量)を巻いていきます。
最後に、ホースの水で肥料を芝生の間に押し込んで完了しました。
地面が凸凹してしまう不陸が発生していますが、昨年はこの時期に目土を入れたらなかなか新芽が出ずに焦ったので、ある程度芽が育ったら不陸修正も行いたいと思います。
早く気持ちの良い芝生になることを祈って2018年の芝生の更新作業を終えました。
【このような機材を使いました】
・芝刈り機はリョービのLM-2310
リール式の刃なので綺麗に芝生をカットできます。また刈込み高さは5mm~50mmでセット可能。
刈込み幅は230mmなので、300mm前後のものに比べれば作業効率は下がりますが、反面狭いところでも作業しやすいので、庭の大きさに応じて選ぶのが良いですね。
・レーキ(ガーデンクリーナー)
・ローンスパイク
・靴裏に取り付けて歩くだけで穴あけできるタイプのスパイクもあります
・芝生の肥料は栄養素の含有量が多い粒状肥料がおすすめ。
・芝生の目土
芝生への目土は、踏まれても粒が潰れず排水性が悪くならない砂をベースにしたものがおすすめです。こちらの商品は少し高いですが、焼黒土、富士砂、ピートモス、有機フミン酸が配合されているので使いやすいです。
芝生への目土は、踏まれても粒が潰れず排水性が悪くならない砂をベースにしたものがおすすめです。こちらの商品は少し高いですが、焼黒土、富士砂、ピートモス、有機フミン酸が配合されているので使いやすいです。
・トンボ
目土をならすトンボ。一度トンボを使用せずに目土を入れたことがありましたが、結局きれいにならせず二度手間でした。
目土をならすトンボ。一度トンボを使用せずに目土を入れたことがありましたが、結局きれいにならせず二度手間でした。
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