子供が激しく咳き込み、夜間の救急診療へ

備忘録メモではありますが、昨夜遅くに夜間救急を利用してきました。

小児喘息持ちの長男。先週末から若干風邪気味だったのが、月曜になって熱はないものの呼吸をする時にヒューヒューと喘鳴音がするようになり、かかりつけ医を受診していました。

処方された薬を飲んで、落ち着いていたように見えたものの、昨夜(火)夜になって咳が出始め、時間の経過とともにどんどん激しくなっていきます。

とはいえ、表情に苦しさはなく、呼吸の音も普通で発熱もなし。それどころか絵本を読む元気もあって、わざわざ夜間に病院に行くか迷います。

夜10時半近くになって、咳の間隔がかなり短くなってきたので、住んでいる千葉県で行われている「こども急病電話相談(小児救急電話相談)」に相談してみました。

こども急病電話相談(小児救急電話相談)
夜間に、急に子どもの具合が悪くなったとき、医療機関にすぐに受診させた方が良いか迷われたとき、ご相談ください。
相談には看護師が応じ、アドバイスをします。また、必要な場合は、小児科医に電話を転送します。

*相談は無料ですが、通話料は利用者の負担です。また、あくまでも電話によるアドバイスであり、診断や治療はできません。

対応いただいた看護師からは、結局このままでは本人も親も夜きちんと寝られないから病院に行った方が良いのでは?という、至極真っ当な意見を頂き、この時間から診てもらえる病院の電話番号を教えてもらいました。

いざ夜間救急へ

住んでいる市の保健センターにおける小児科は夜10時半までだったので、市立の医療センターに電話。

症状、年齢等を伝えると診てもらえるとのことだったので、支度をして強風吹き荒れる夜に、助手席にごほごほ咳き込む長男を乗せて病院に向けて安全運転で向かいます。

受付で名前を告げるとすぐに分かってくれて、中に通されます。

コロナ禍ということもあってか、最初は小さな陰圧ブースに案内され、脇の下の体温計による体温測定と問診票に記入して案内を待ちます。

周りには、2〜3歳と思える女の子や、40前後の夫婦など、3組ほどが診察待ちをしている状況。

しばらくして看護師に別室に案内され、血中酸素濃度を測ったり、症状を診てくれますが、この方がまた夜間だというのに親切。

続いて医師による診察となりますが、この方も診察中に何度か電話がなるほど忙しいのに、丁寧に診て説明してくれてありがたい限りです。

そんな診察を受ける長男ですが、あれだけ咳がひどかったのに病院に入ってからはなんと一度も咳き込まないというミラクル。まさか咳が止まるとは思ってもいなかったので、ごほごほと咳き込むのと同時に少し金属音のような高い音も混じる咳をモノマネする父(笑)

外から聞く呼吸音は普通だと思いましたが、聴診器で聞くと喘鳴音が確認でき、気管の入り口部分が炎症により狭まるクループ症候群だろうとのこと。

また、千葉は荒れた天候だったのですが、このような気圧の変動がある日は小児喘息の子に異変が起きやすいのだとか。

まずは現在の咳の発作を抑えるために病院で10分間の吸引を行い、ステロイドのシロップを処方され、病院到着後約1時間で終了しました。

その後、長男は帰りの車の中でそのまま寝落ちして、シロップは翌朝になんとか規定量の半分を飲むことができました。

夜の忙しい中、丁寧に診察していただいて大変ありがとうございました。

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