普段、家で冷たいものを飲むときはiittala カルティオベースのムーミンタンブラーや、フルッタ。そして東屋のコップ2を使うことが多いぷくお。
ただ、どれも工業化されていてガラスの厚みも均一で、ちょっと温もりのようなものが感じにくいのも事実。そんな時、手に入れたのがSKRUF(スクルーフ)社でインゲヤード・ローマン氏がデザインしたBellman (ベルマン)というシリーズのタンブラー。
このタンブラーはとてもシンプルな形なのに、ふちの丸みや少しだけ残るガラスの揺らぎ、そして底に残るポンテ跡といったあたりになんとも言えない温もりを感じますし、ものすごい透明感のあるガラスというところに高品質さを感じます。
本当はこのタンブラーをちょっと上等な日常品として使いたいものの、入手できたのが奇跡的で、それ以降売っているのを見たことはないですし、メルカリでは2個で3万円以上で販売されていた(しかも売り切れ)のを見ると、なかなか日常的に使う気にはなりません。
そんなわけで、ベルマンタンブラーのようにシンプルだけどいい作りのグラスを探している中で目をつけていたのが東屋のコップ。
東屋コップ
導入が長くなりましたが、ようやく気になっていたコップがscopeさんに入荷したのを見かけたので、とりあえず1個購入してみました。
こちらが届いたコップ。ただ、コップだけだと送料無料にはならず、送料七百円がかかることから、同時にgrafのアイスクリームスプーン(660円)を購入してみました。
見ての通りハンドメイド・宙吹きだと分かるガラスの揺らぎのあるコップ。早速水を入れてみるとこの通り、コップとしてとても普遍的なんだけど、持つ時。口をつけるときに上等なコップだというのを感じます。
ベルマン タンブラーと比べてみました。
さて、気になるのが個人的にお宝アイテムとなってしまったベルマンのタンブラー。せっかくなので並べて比較してみました。
まずはテーブルの上に置いたグラスを斜め上から見てみます。大きさ的にとても似たグラス2脚。左が東屋のコップ。右がベルマン タンブラーとなります。どちらもガラスの揺らぎはあるものの、東屋のものの方が強め。
写真だとどちらも同じように見えますが、グラスの縁はベルマンの方がより柔らかな印象ですが、東屋コップもいい感じですね。
こちらは上から覗いて、ふちにピントを合わせたところ。右のベルマンの方が、より丸みを帯びているというのが分かっていただけますでしょうか。
続いて、底にピントを合わせたのがこちら。東屋コップには製造を行った晴耕社ガラス工房のサインが。ベルマンにはデザイナーのインゲヤード・ローマンのサインがそれぞれ彫られています。また、製造時のポンテ跡がどちらも残っていますが、それぞれ形・大きさが違うのも興味深いところ。
真横から見たショット。東屋コップの方はちょっと点々がある固体でした。面白いのが、この写真だと東屋コップの方が透明度が高いように見えるところ。
実際に手にすると、ベルマンの方が透明度が高くてさすがだな。なんて思っていましたが、気にする程度のものではなさそうですね。
ちなみに、この高さも径もほぼ同じ東屋のコップとベルマンのタンブラーですが、重量も10gほどベルマンが重いぐらいで、個体差と言える程度のものでした(コップが151g、タンブラーが162g)。
もうベルマンのタンブラーは手に入れることができなそうなので、今後は少しずつ東屋のコップを買い集めていきたいと思ったぷくおでした。
個別写真をもとに購入したい方はこちらからどうぞ。
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