アウトドアで飲むコーヒーは格別!ですが、持っていける荷物の量に限りのあるアウトドアでは道具の吟味も大切。
アウトドア用のコーヒードリッパーといえばユニフレームさんのコーヒーバネットが有名です。
SUS304ステンレスワイヤーで作られたコーヒーバネットは、約105gという軽さ(グランデサイズの場合)と収納時のコンパクトさ(約130mm×25mm)からアウトドア界で人気の商品ですが、壁面のない構造から副次的に得られた”お湯を注いだ際に発生するガスを逃すことができる”という効果により雑味のない美味しいコーヒーが入れられるということで、コーヒー好きからも注目されています。
次にキャンプに行く時には欲しいなと思いつつ月日が流れていきました。そんな時に似たような商品が100円ショップのセリアにあるという情報を(今更ながらですが)キャッチ。
最寄りのセリアは新型コロナウイルスの影響で休業中ですが、通りがかったスーパーの中に入っていたセリアは営業していたので探して購入してきました。
Seria COFFEE DRIPPER
キッチンコーナーのコーヒー関連商品が売られているエリアに販売されていた折りたたみコーヒードリッパー。値段は特に高くもなく普通に100円(税別)。重さは49.9g(実測)、サイズは概ね縦横とも11.5cm。展開した時の高さは約65mmでした。
ユニフレームのコーヒードリッパーと比較するなら「コーヒーバネット cute(サイズ:約110mm×70mm 重量:約46g)」が適当ですかね。
ユニフレーム コーヒーバネットと一見してわかる違いはカップに接する脚の部分が4本(コーヒーバネットは3本)ということと収納ケースがないというところ。
また、円錐の外周が中心からずれているのも、これが100円ショップのアイテムだということを強く感じさせてくれます。
円錐形のドリッパーが家にあると思い込んで買い忘れたため、仕方なく無理やりフィット(端を折ればよかったですね)。
ちょうどテレワークでコーヒータイムとなったため、よくあるコーヒードリッパーと比較。どちらも円錐形のドリッパーに台形フィルターをフィットさせました。褒められたものではないですが比較としては条件が一緒ということで。
使用した豆は椿屋のオリジナルブレンド。
見た目は変わりませんが、立ち上がる香りは明らかに異なります。ワイヤー式のドリッパーで入れた方は酸味がよく感じられ、これは椿屋さんの豆の特徴とも一致。余計なガスが抜けた方が豆本来の味わいが引き出されるのかもしれません。
わずか100円というお手軽な商品で、今まで気になり続けていたワイヤー式のコーヒードリッパーは確かに壁面のない構造により違う味わいになったことが分かりました。
セリアのコーヒードリッパーの質に不満が溜まったら、今度こそユニフレームのコーヒーバネットを買おうと思います。
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