PRO TREK Smart WSD-F20とApple Watch Series 4をシーンによって使い分けているぷくおですが、PRO TREK Smartの頑丈さからくる安心感と二層液晶による常時時刻表示は便利である反面、やっぱり寂しいのが心拍計が無いこと。
そう思っていた矢先、カシオから心拍計測機能が搭載された”PRO TREK Smart(プロトレックスマート)”の新製品として「WSD-F21HR」が発表されました。
WSD-F21HRは心拍計測機能が搭載され、地図表示機能と組み合わせることでペース管理やコースの確認ができるようになり、ランニングやトレイルランニングでの使い勝手が向上しています。
WSD-F21HRの主な特徴
PRO TREK Smart初となる心拍計測機能
手首にLED光を照射して計測する光学式センサーを搭載し、新ウォッチフェイス「ハートレート」では加速度センサーにより動きを検出すると自動で心拍計測画面に切り替わるとのこと。計測された心拍情報は5段階の心拍ゾーンで表現され、動いた時間と心拍情報を視覚的に把握できるようになっています。
通常画面で表示できる内容
- 心拍ゾーン履歴(過去24時間)
- 1日の最大/最小心拍数
- 1日のエネルギー消費量
計測画面で表示できる内容
- 現在の心拍ゾーン
- 現在の心拍数、1日の最大/最小心拍数
- 1日のエネルギー消費量
心拍計を生かしたその他の機能
心拍計を搭載したことにより、事前に設定した心拍ゾーンを超えた際に通知を出すよう設定できたり、1分間に体内に取り込むことのできる酸素の最大摂取量(VO2max)の計測ができるようになりました。
新しいアクティビティ「ランニング」「トレイルランニング」
PRO TREK Smartでは、地図や移動ルート、速度、距離、高度、気圧変化などの多彩な情報をリアルタイムに表示するアクティビティという機能が搭載されていて、今までは「トレッキング」「サイクリング」「フィッシング」「パドルスポーツ」「スノー」の5種類のみとなっていました。
WSD-F21HRでは、新たに心拍数やペース、距離などの項目から上段/中段/下段の3つのエリアに様々なデータを表示できる「ランニング」と「トレイルランニング」の機能が追加されました。
カスタマイズした画面は最大4パターンまで登録し、アクティビティ中に必要な計測データをスムーズに切り替えて確認できる他、地図も表示することが可能となっています。
ルートの取り込み機能・計測データのアップロード機能
GPSログデータの取り込みができるので(YAMAPなどのアプリ上では以前もできましたが、純正の機能としては初?)、過去に自身や友人が使用したランニングやトレッキングなどのルートを確認することが可能。またアクティビティアプリで計測したデータはGoogleドライブに自動保存され、Googleカレンダーで履歴を振り返ることもできるようになっています。
使い勝手に優れた耐環境性能
従来のPRO TREK Smart同様、アウトドアでの使用を想定した5気圧防水、MILスペック準拠のタフネス性能を備えています。
アウトドア・スポーツ用途を重視したデザイン
スポーティなフロントベゼルのほか、柔軟性と耐久性を両立し、装着感の高いソフトウレタンバンド、フィット感を高めるダブルピンバックルを採用し、アウトドア・スポーツで使いやすいモデルに仕上がっているそうです。
カラーはレッドとブラックの2種類が
WSD-F21HRの主な仕様
- 防水性能:5気圧
- 耐環境性能:MIL-STD-810G(米国防総省が制定した米軍の物資調達規格)準拠
- ディスプレイ:1.32インチ 2層構造(カラーTFT液晶(320×300ピクセル)+モノクロ液晶)
- タッチパネル:静電容量式(防汚コーティング対応)
- GPS:GPS、GLONASS、みちびき対応
- センサー:圧力(気圧/高度)、加速度、ジャイロ、方位(時期)、光学式(心拍計)
- マイクロフォン:搭載
- バイブレーター:搭載
- 無線:Bluetooth V4.2(Low Energy対応)、Wi-Fi(IEEE802.11 b/g/n)
- 充電方式:マグネット圧着式充電端子
- 充電時間:約2.5時間(常温)
- 電池寿命(GPS使用なし);
通常使用(カラー表示):約1.5日
時計とセンサーのみ(マルチタイムピースモード):約1ヶ月 - 本体サイズ:約 61.7×57.7×16.8mm (ボディ部分の縦×横×厚さ)
- 質量:約81g(バンド含む)
- OS:Wear OS by Google
- 価格:56,000円(税別)
- 発売日:2019年9月13日
ぷくおの感想
ついにPRO TREK Smartに心拍計が搭載され、ゾーン設定やVO2max計測が出来るなど新しく使える機能が追加されたのが良いと思いました。
また、確か今まではできなかったGPSログの取り込みが出来るようになったり、バンドもより装着感の良いものに変えられているほか、Bluetoothがバージョン4.2になるなど、色々な部分でアップデートが図られているようです。
狭額縁化されたWSD-F30と心拍センサー付きのWSD-F21HR、どっちを購入すべきか迷いますね。
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