今度こそリモワのスーツケースを買う!と決めたけど少しでも安く買うためにしたこと。

旅のお供のスーツケース。スーツケースといえば日本ならACE、海外ならリモワやサムソナイトなどが有名ですね。

そんな中でも一際特異なアルミを採用したスーツケースといえばリモワ(ドイツ)やゼロハリバートン(アメリカ)で、旅先なぷくおとしては昔からリモワのスーツケースに興味はあったけど、当時から安くなかったリモワを買うぐらいなら、その分旅行に行く!という結論になり、なかなか購入に踏み切れませんでした。

リモワのスーツケースを買おうと思ったきっかけと、ラインナップ選び

そんな心境が変わったのは子供が生まれてから。当然ですがなかなか旅行に行ける機会も減り、せっかく行ける旅行の思い出をピカピカのスーツケースではなく、スーツケースの傷や旅先で手に入れたステッカーなども一緒に楽しむのなんて良いかもしれないと思ったとき、リモワのスーツケースを買いたいと思うように。

もちろん、リモワだけでなくゼロハリバートンやテクノモンスターといった他社のスーツケースも検討しましたが、やはりリモワ。それも現行メインのオリジナルではなくクラシックが良いと考えたのでした。

アルミの印象の強いリモワですが、実は今主流のポリカーボネートを初めてスーツケースに採用したのはリモワ。なんですが、やっぱり買うならアルミ製のもので、長く使うことによる傷や凹みを味わってみたい。

となると、ラインナップのうち選ぶのはオリジナルとクラシックの2種類ということになります。

四隅が丸っこく、ロックが壊れにくいよう少し窪んだ位置にあるのがオリジナル。

昔ながらの角ばったデザインで、ロックもシンプルな構造、ハンドルが革巻きとなっているのがクラシック。

なお、昔は内装デザインやテレスコープハンドルで差があった(クラシックの前モデルは内装が飛行機柄だったのと、仕切り板が無くベルト固定だったり、ハンドルがオリジナル等で採用されている無段階調整が出来ない2段階調整してだった)のですが、今は両方とも共通となり、残る違いはキャスターの大きさ。

重い荷物を運び、手荒く扱われる海外の空港での破損リスクを下げるためならオリジナルの方が良いのでしょうが、街中で一度見かけた使い込んだオリジナルのスーツケースを見た時、クラシックのそれよりも味が出たというよりみずほらしく見えてしまった(オリジナルの方ごめんなさい)ので、最初に憧れた通りクラシックを選ぶことに。

続いてはサイズ。クラシックモデルは機内持ち込みのキャビンとキャビンS、預け入れ荷物のチェックインMとL、そしてトランクと特殊なワインケースというラインナップとなっています。

▲リモワ クラシックのスーツケースラインナップとサイズ

サイズについては、もともとコストコで買った安い大型スーツケースと、先日購入した機内持ち込みサイズ上限のスーツケースがあること、反面子供と2人で旅行するときに便利な大きさのものがないことから、チェックインMを選ぶことに。

安く買うために並行輸入も考えてみる

さて、モデルとサイズが決まったリモワのスーツケースですが、問題は価格。

ルイヴィトン系のグループに買収され、さらに世界的なインフレの影響を受け、リモワの値段もどんどんと上昇した結果、2023年末時点でクラシック・チェックインMは10%の税込価格で254,100円と、ツアーなら大抵の国に行けそうな値段となってしまいました。

円高の時代であれば本国ドイツで購入してくるとか、今でも日本向けの発送を行なっているドイツのオンラインショップを利用すると言った方法も有効でした。

「でした。」というのは、円安になっているのと、並行輸入してくれるお店が激減したこと。そして個人的な話ですが子育てが忙しくて海外に行く時間が取れないことが挙げられます。

なお、現在日本への発送を行ってくれる貴重なお店としては「German East @sian Trading」さんがあります。

▲German Eastさんで取り扱いされているクラシック972.63.00.4。現行モデルと大きく異なるのはテレスコープハンドルが段階式から無段階式になったこと、テレスコープハンドルとホイールの色が異なること

▲こちらは現行モデルとなる973.63.00.4

こちらで扱っているクラシックモデルは972.63.00.4というモデルで1,549.00ユーロ。こちらは最新版の973のひとつ前のモデルとなり、テレスコープハンドルが無段階ではないのとテレスコープハンドルの持ち手部分がクッション性のある革張りとなったこと、プラスチック部品の色が最新版と違うと言われています。

▲遊び心が感じられるクラシックフライト

もう一つがクラシックフライトと呼ばれる、内装が現行モデルの黒一色ではなく、遊び心の感じられる飛行機柄の茶色となっているモデルで、こちらは1,090.00ユーロとなっています。

クラシックの972モデルは1ユーロ130円だった頃でも送料・関税別で20万円を超すためあまり魅力的ではありませんでしたので、買うなら趣きのあるクラシックフライトですが、送料が到着まで10〜21日間かかる船便で62ユーロ。7〜10日間となる航空便だと81ユーロ(か、箱含めるともっとかかるかも)。さらに現在は宅配業者が1kgあたり2.9ユーロかかるんだとか。

また、日本に入るときにかかる関税が、商品価格×0.6×4.1%なので、今の1ユーロ156円を当てはまると商品が(1,090+1,090×0.6×0.041)×156で174,223円。送料がゆっくり船便を選んだとしても12,386円でしめて186,610円となかなかのお値段となります(クラシックフライトモデル価格です)。

最新モデルを25万円超で買うか、クラシックフライトを(おそらく)19万円弱で購入するか…

非常に悩みましたが、RIMOWAは2022年7月25日以降に購入いただいた新品スーツケースに対しては生涯保証を提供していること(不確実ですが、多分クラシックフライトや、クラシックだけど一つ前の972のモデルは対象外にならないんじゃないでしょうか)、10年スパンでみれば約7万円の差はそれほどでもないのではないかと思えたことから、たまには正規店舗でちゃんと買いたい!と決まりました。

とはいえ、なるべくなら安く買いたい…

調べたところ、百貨店に入っているリモワであれば、百貨店の株主優待券による割引(10%引き)が受けられるとのこと。

この優待を使えば、254,100円が228,690円となり、クラシックフライトとの差も4万円で、10年スパンならもはや誤差みたいなもの。

とはいえこの株主優待。同じグループ内のヴィトンは割引対象外ブランドに指定されているので、もしかしたら何年かしたらリモワも同様の扱いになってしまうかもしれないですね。

東京でリモワの入っている百貨店となると高島屋、三越、伊勢丹、松屋銀座ですが、よくブログで紹介されているのは高島屋での購入でした。

残念ながらどちらの百貨店の株も持っていないので、メルカリで購入するしかないと思っていたところ、義母が株主優待を持っていたため無料でカードを入手することができました。

あとはいよいよ購入するだけ!なのですが、リモワのオンライン情報を見てもなかなか都内の高島屋(日本橋と新宿)に入荷しません。

いつでも買える状況になったものの、それから実際に買えるまで、ぷくおの場合は1週間の時間が必要でした。

株主優待は5月末まで有効なものと11月末まで有効なものがあり、当然ですが残存期間が長いものほど高い傾向にありましたので、株主優待券を買う場合は、入荷状況も勘案してご購入してください。

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