新車購入から1年間無料だった街中の急速充電器利用も終了し、もっぱら家での充電を行うようになったEQB。
EQBには長さ5mと思われる充電ケーブルの家庭用充電器が付属していたのですが、我が家の200Vコンセントから車体までの長さがギリギリで、少し充電ケーブルにテンションがかかっているような感じだったのと、最短距離を進むために玄関先をケーブルが通るために充電を終えたら都度ケーブルをしまうのが地味に面倒でした。
求めていた充電器
とは言っても、ベンツ純正の充電用ウォールユニットだと設置工事も必要だし、6kW充電を行うためには東京電力との契約見直しやブレーカーの工事も必要だったりとハードルが高め。
今回購入しようと思った充電器に求めるのは次のとおり。
- (家の外壁についているEV用コンセントに合わせて、変換アダプターを用いず)コンセント側の端子が「-.-」の接地極付き単相200Vであること
- ケーブルの長が7mあること
- 屋外に置いておけるよう、特に充電器本体部分の防水・防塵性能に優れること
- (すでにコンセントに繋がっている状態で)車体側にプラグを差し込むだけで充電が開始できること(調べていると、本体スイッチで充電容量を選択するものとかがあったので)
- 価格がなるべく安いこと
そんな条件で探した結果、見つけたのがこちら。

EVMaster 8M 電気自動車用EV/PHEV充電器 8A~15A調整可能 100V~240V SAE J1772規格対応 自動車ポータブル充...
Amazonでは1万円台からEV用充電器が売られていますが、調べた中ではそのすべてがコンセント側が変換アダプタを使うことで単相200V対応としているので、常に屋外に置いておきたい身としては不安でした。
もちろんこの製品はケーブルから伸びている端子が接地極付き単相200Vですし、本体はIP67、充電プラグはIP54と、外に置きっぱなしでも平気そうだったのと、過電圧や短絡、漏電をはじめ6重の自動制御が入っていたり、PL保険付きというのも安心だったところ。

VIA: たろうまる
実際に使ってみた


▲円形の収納バッグが付いています
収納バッグの中にはこんな感じで、ぐるぐる巻になった充電ケーブルと充電器一式が入っています。純正充電器は長方形の収納ケースでケーブルを納めるのが面倒だったので、よりケースが大きくなるもののこの円形バッグは機能的。


▲念の為コンセント側のプラグも確認しましたが、きちんと接地極付単相200V端子で一安心

▲車体側プラグには、こんな感じで簡易な端子カバーが付いています

▲日本で売られているEVやPHEVの200V充電端子はSAE J1772規格に統一されているので、問題なくEQBにもがっちゃんこ

▲充電器本体のディスプレイには、充電に関するインフォメーションや本体温度、充電器がコンセントに繋がった以降のトータル使用電力なんかも表示されて便利。また、「SET」下のラインが充電中は流れるようなLEDアニメーションになっていて充電中というのが分かりやすいのも便利
とにかく、充電ケーブルの長さに余裕ができたのが非常に便利で、今までと違って玄関先の階段下からケーブルを回すことができるようになったので、充電器はコンセントに繋ぎっぱなし。充電プラグは雨がかからない軒下に置きっぱなしにすることで、家に帰ったら本当にスマホを充電するかのようにEVを充電できるようになり、非常に便利になりました。
また、本体のインフォメーションディスプレイで車体側に供給した電力量が表示されるようになり、今まで分からなかったEV充電時の変換効率もなんとなく分かるようになりました。
車体側で充電した%から推測される充電した電力量と、充電器の電力供給量を見るに、おそらく5~8%程度のロスが発生している模様(あまり厳密にチェックしていないので大体ですが)。
自分のように純正充電器では長さが足りない。けど充電用ウォールユニットを導入するほどではない。という方には、値段のバランスもとれたおすすめできる充電器でした。
EVMaster 8M 電気自動車用EV/PHEV充電器 8A~15A調整可能 100V~240V SAE J1772規格対応 自動車ポータブル充...
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