寝る前の時のように、暗い場所で見るインターネットブラウジングは画面が明るすぎるのがネックでした。画面の明るさは最低にしてても明るいため、iPhoneの設定→アクセシビリティ→画面表示とテキストサイズの中で設定できる「ホワイトポイントを下げる」でさらに画面を暗くしていました(こちらはスワイプで出せるコントロールセンターにショートカット配置可能)。
ただ、これで輝度を下げるとコントラストが低下して、眠い目では文字が読みにくいのが難点でした。
そんな中で知ったのが、iPhoneやMacでインターネットブラウザとして標準で使われている「Safari」アプリ向けの機能拡張ソフト「Dark Reader for Safari」。
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こちらは800円の有料ソフト(2022年10月14日現在)なのですが、レビューを見てても評判が良いこと、一度買うとiPhoneでもMacでもiPadでも使えるということから購入してみました。
購入してアプリを開くと、Safariの画面を変更を許可するための設定アプリの操作や画面を暗くするための設定方法などがイラストで示されます。
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設定
案内されるまま、設定アプリからSafariを開き、下の方にある機能拡張をタップ。
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機能拡張一覧にDark Readerがあるのでそれをタップし、機能をONにします。
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続いてSafariを開いて、適当にどこかのページを表示させた状態で、タブバーにある「ぁあ」やジグソーパズルのようなアイコンをタップし、
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出てきたメニューから「Dark Reader」をタップすると、機能のON/OFFが設定できます。
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機能について
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こちらが出てきた設定画面。
一番上は、機能のON, OFFとiPhoneのダークモードに応じて画面が暗くなるAutoが選べます。
次の段には、開いているページをDark Readerの適用を除外するかどうかが選べます。除外したいページを開いた状態で、この画面のURL左のチェックを外せば適用外となります。
その下はカラーテーマ。デフォルトでは4つ選べますが、「+」をタップするとさらに豊富なテーマから選べるほか、
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バックグラウンドカラーやテキストカラーを自分なりに選ぶ機能もあります(Create your themeをタップ)。
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さらに設定画面に戻って一番したの「Settings」をタップすると次の項目が設定可能。
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- Enabled by default:これは最初の画面で「ON」や「Auto(でダークモード適用時)」を選んだ際は、個別に適用除外をしない限り全て画面が暗くなります。逆にここのチェックを外し、個別に適用を選択していくと、特定のサイトのみ暗い画面を選ぶことも可能。
- Detect dark theme:見ようとしたサイト自体に暗いテーマが設定されている場合はそちらを使用する
- Darken images:サイトに表示される画像についても輝度を抑える
- Hotkeys:機能のON/OFFや現在表示されているサイトを適用する/しないをショートカットで設定可能にする。
これらの中で一番使えるなと思ったのは画像を暗くする機能です。背景や文字が暗くなったのに、サイト内に点在する画像が明るいままでは眩しいのでこれが暗くできるのはすごいですね。
ホットキーは外付けのキーボードを使用していない限りキーの組み合わせによる入力ができないので、これはMacやキーボードを組み合わせて使う機会がiPhoneよりは多そうなiPad向けの機能と言えるでしょう。
使い勝手
Dark Readerを使ってみたのが次の画面。画面全体が暗くなり、文字のみが浮かび上がるので夜使っていても眩しくなくて便利です。
というか、元々iOSに備わっているダークモードはこのような挙動になるとばかり思っていたので、個人的にはようやく思い描いていた通りになったなと喜んでいます。
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寝る前はあまりスマホなどの画面をみないほうがいいとは分かっていてもついついみてしまうスマホ。ぷくおと同じように眩しいと感じていた方はぜひ使ってみてくださいね。
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