20年ぶりぐらいに床屋に行ったら

社会人になったころから遠のいてしまったのが床屋。当時はまだ床屋も3千円台後半だったと記憶していますが、それに比べて少し安いチェーンの美容院が出来たことから、なんとなく美容院に通うようになったぷくお。

そのうち、行きつけだった床屋も店長が高齢で店を半ば閉めるような状態になってからは、逆に床屋そのものが周りになくなり美容院一択となったのでした。

そんな日々が続く中、髪が伸びてきたのでカットしてもらおうと思ったら、現在の担当者が予約可能な週末は3月になってからというのに愕然としてしまいます。

今月末には出張もあるため、なんとか髪を切りたい。でも同じお店の他の人に切ってもらうのはなんか悪いような気がして、近所の新たなお店を探していたところ、最近新たに出来た美容院だと思ってたお店が実は床屋だったことが判明したのでした。

カット、シャンプー、顔剃り全てセットで5,000円と、昔通っていた床屋の当時の値段と比べたら高いものの、2024年の今となっては顔を剃るのも含めて5,000円ならむしろ安いと思えます。

ネット予約は前日までということでしたので、早速電話してみたところ運良く夕方に空きがありお願いしてみることに。

久しぶりに入る床屋。今回入ったお店は昔ながらの床屋と現代バーバーを融合させたというのがコンセプトらしく、カットや店内の雰囲気は確かにいわゆる床屋よりはおしゃれな感じ。

そしてお待ちかねの顔剃りタイム。

暖かいタオルで髭を柔らかくして、クリームを塗ってシェービングフォームを塗って丁寧に剃ってもらいます。

家庭用の安全剃刀だとなかなか剃れない産毛であったり、根元の分からない耳毛などもさっぱり。また眉毛もきれいに整えてもらえて、これで5,000円は安いと思えました。

なにより、途中で首元に塗られたベビーパウダーのあの匂い、顔を剃る時の手順のどれもが昔から通っていた床屋を思い出して懐かしい気になります。

おそらく30代以上の男性のほとんどが子供の頃は床屋に通っていたんじゃないでしょうか。そのことを考えると、美容院ではなく床屋という形で出店する余地は結構大きいんじゃないかなと思った日曜日の午後でした。

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