品川区の大崎駅から新宿駅や池袋駅を経由してさいたま市の大宮駅を結ぶJR埼京線の途中にある浮間舟渡駅。
千葉県民からするとなかなか縁のない路線ですが、昨年末に知った情報でいつかは訪れたいと思っていました。
なぜかというと、さまざまなデパートで行われている英国展や、北野エースで売られていて、お気に入りの「ベノア」というブランドのスコーンが、この浮間舟渡駅近くにある洋菓子店で製造されていて、店舗ではアウトレットスコーンが破格で販売されているらしい。ということ。
東京都北区浮間4-30-9
Googleマップで東京都北区浮間4-30-9を検索すると、「アルパイン洋菓子店」とあるではないですか!
てっきり菓子工場かと思いきや、まさかの実店舗。しかも口コミ点数4.4点で、ケーキが300円。しかも美味しいなんてことも書かれています。
そんなアルパイン洋菓子店に行ってみたいのですが、ネックなのは営業日時。
土日休みな上に、営業時間が10時から16時までと、かなり限定されるのです。
そんなわけで、狙いすまして浮間舟渡駅まで行ってきたのでした。
アルパイン洋菓子店
はるばる千葉から電車に揺られていざ浮間舟渡駅へ。
駅前にはロータリーと、その先には大きな浮間公園が見えます。さらに奥は荒川なんだとか。
浮間舟渡駅の改札を出て右側にある、歩行者用の小さな小道を進み、ついにアルパイン洋菓子店へ到着!
アルパイン洋菓子店の店内の様子
お店に入ると目の前にどどーん!と規格外品スコーンがお出迎え。
なんとお値段は税込で600円。で、大は6個、小は8個入っているのだそう。
どちらにしても、今まで1個350円前後で購入していたスコーンが、これだけ入って税込600円だなんて信じられません!
最近購入した、カルディの冷凍スコーンだって(小さいのに)226円もするのに、しっかりしたスコーンが6または8つ入って600円なんて。
この浮間舟渡駅周辺で育った方からすると、カルディやその他ブランドもののスコーンなんて、なんでこんなに高いんじゃ!と思ってしまうこと間違いなしですね。
ちなみに、規格外品っぽく、当日売られていたのは全て8個入りで、プレーン、紅茶、抹茶のスコーンがランダムに入っていて、プレーン系多めのものもあれば、抹茶多めのものもあったりして、いかにもアウトレットっぽくて良き。
いろいろ食べたけどプレーンが一番!と思っているぷくおは、プレーン2、紅茶と抹茶が3ずつ入った袋と、隣に売られていたバナナとレーズンのスコーン(1個100円!)を買ってきました。
ちなみに店内にはこんな他の商品も売られていました。
規格外品スコーンのお味は
上の写真が購入してきたスコーンたち。で、下の写真が規格外品スコーンの原材料名。
英国展だったり北野エースで購入したスコーンは、小麦粉がまず小麦粉(国内製造)という表記になっているほか、小麦粉の次がマーガリン。そして砂糖は鶏卵の次に書かれているので、原材料名は使用した原材料の重量の割合が多いものから順に表示される。という原則からすると、ベノアのスコーンとは微妙に異なる模様です。
ただ、2ヶ月ぶりに食べたベノア系スコーンは、2ヶ月前のベノアスコーンと特に変わらず、控えめだけどふわっとした食感。ただ、スリーティアーズのようなきめ細やかな生地とは違って、どこかイギリスのようなぼさっとした生地のあたりもそっくりでした。
本当に、これだけ入って600円なんて信じられません。
ただし、一緒に買ったこのバナナとレーズンのスコーンはなんかちょっと酸っぱい?ような口当たりであまり美味しくありませんでした。
とにかく、今までスコーンというとちょっと買うのに身構えてしまう値段の高さがありましたが、これだけ安く買えるのであれば、家から少し遠いもののまた買いに行きたいと思います。
次回は一緒にケーキも買って、ケーキだけは浮間公園で食べて帰りたいところです。
今回訪れたお店
- 店名:アルパイン洋菓子店
- 住所:東京都北区浮間4丁目30−9
- 営業時間:10時〜16時
- 定休日:土曜日、日曜日、祝日
- 注意事項:支払いは現金のみ