高木となってしまったコニファーの剪定に向けて、脚立と高枝切りバサミを比較

ぷくおハウスの庭には高さ推定5m弱のコニファーの一種、ブルー・アイスが鎮座しています。

一度も剪定をしていなために伸び放題になっているので、もうそろそろ刈り込みをしないと何ヶ月も髪を切っていない人のよう…

コニファー
ちょっと分かりづらいですが、伸び放題のブルー・アイス。写真で客観的にみると威勢がいいというより手入れがされていない樹というのがよく分かります(^◇^;)

そこで悩むのが先端を切り詰めるか否か。

というのも、コニファー類は先端を詰めると大抵シルエットが丸っこくなってしまうので、あまりやりたくありません。

 

となると、高さはそのままにして、全体的に刈り込んでスッキリと一回りさせる方法になります。

 

庭木と草花の手入れの仕方が記載されているガーデン植物大図鑑によるとブルー・アイスの剪定は先端部の樹形を整えたあと、下の方へと剪定作業を行うようです。
また、側面部は枝が水平になるように剪定して行くとのことです。

 

生垣でよく見かけるような、完成形に沿ってバッサリと刈り込んで行くというより、剪定鋏で一本ずつ剪定していく方法が良いそうです。

 

というわけで、剪定としては背の高い脚立を買って手元で作業を行うか、それとも高枝切り鋏を購入して行うかの2つの方法になります。

脚立ならどれを選ぶか

脚立は、「使用最大高さ+身長+腕を伸ばして作業する状態」で選ぶそうですので、脚立の高さが3mほどは欲しいところ。

こちらが天板高さ3.49mの長谷川工業さんのアルミ製の脚立。Amazonでも約4万円弱と、背も高ければ値段も高い…
ちなみに重量は16.1kg、収納寸法95cm×20cmと思いの外コンパクトに収納できるようです。

もっとお手軽な脚立としては天板高さ2.88m、有効高さ2.29mのアルミ製の脚立。
こちらは2万2千円弱と、長谷川製のものに比べるとお手ごろになります。
重さは14.5kg、収納寸法は84.8cm×18.1cm×305.2cm(幅×奥行×高さ)とのこと。

しかし、実際に使用する際の足場は天板ではなくその2段ほど下の段になりますので、先端部を剪定するのであれば長谷川製のものでないと届かなそうです。

高枝切り鋏ならどれを選ぶか

こちらは手元高さ+鋏の柄の長さになりますが、使用時は斜めになりますので樹高よりも長めのものが必要となります。

どの程度の長さが必要か。ここで思い出すのが直角三角形の斜辺を求める公式。

syahen1
直角三角形の直角をはさむ2つの辺の長さを a、bとして、長い辺の長さを cとした場合、
a×a+b×b=c×c
になるという公式がありましたね。

というわけで、bを樹高から手元高さを引いた3.3m。幹から作業する立ち位置となるaを1.5mと仮定すると、1.5×1.5+3.3×3.3=c×c
となり、約4mほどの長さの高枝切り鋏が必要ということがわかります。

そこまで分かればもう簡単。
評判の良さそうなのは、アルスという会社の3本伸縮式の高枝切り鋏。
こちらはAmazonで7千円弱と、脚立に比べるてお求めやすいお値段。
全長は1.8mから4.1mまで5段階調整式となっていて、重さは1,140g、切断は生木で直径12mm以下で切った枝を掴むこともできるそうです。
また、ノコギリは別売り(Amazonで1,100円)となっています。 

こちらは岸本農耕具製作所の3段式高枝切り鋏。
値段はAmazonで約7,600円。
全長は1.8mから4mまで6段階で調整できます。重量は1,400g。
こちらの特徴としては、業界初のアンビルタイプを採用ということ。
アンビルタイプとは、上刃が鋭く、下刃が受け皿となっているので、ねじれを最小限にして切ることができ、固い枝や枯れた枝を剪定するのに適しているそうです。
最大で直径15mmの枝を切れる上、ノコギリも付属します。

今回の剪定作業は小型の剪定バサミでも切れるような枝を中心に、幹から伸びた枝の切る位置を見定めていく作業なると想定されるので、本当なら脚立で行いたいところ。

ですが懐事情も考えると滅多に使わない作業用に2〜4万円も出せません。
ということで、高枝切り鋏の中で少しでも軽いアルス製の製品を購入することに決めました。

作業は4月以降になりそうですが、剪定が今から楽しみです。

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