JBL の BAR 1300 MK2 は、サウンドバーに「本格シアターの臨場感」と「設置のラクさ」を同時に詰め込んだフラッグシップモデル。
11.1.4ch、合計 29 基のスピーカーで 2,470 W を叩き出しながら、リアユニットはバッテリー駆動・着脱式。ドルビーアトモス / DTS:X / IMAX Enhanced までフル対応する“置くだけ IMAX”と言える製品。
日本では6月18日10時からクラウドファンディングの「GREEN」で支援という名の販売が開始されますが、間もなく始まる販売開始前に①サウンド構成 ②音響テクノロジー ③ワイヤレスリアの使い勝手 ④低音／設置／接続性 ⑤支援情報の５章立てで特徴を体系的に整理してみたので、購入検討の参考にどうぞ。
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主な特徴
１．物理 11.1.4ch＆29ドライバーが描く“本物”の音場
- バー本体 19 基：フロントL/C/R・サイド放射・アップファイアリング×２を内蔵。
- 取り外しリア 8 基：左右４基ずつ。背後＋天井反射の立体空間を形成。
- サブウーファー 2 基：200 mm 密閉デュアルウーファーで量感とキレを両立。
この「物理チャンネル主義」により、爆発は腹に響き、ヘリの旋回は頭上を正確に横切る。バーチャル処理に頼らないため定位が明瞭で、セリフや効果音が“画面内のどこから鳴っているか”を鮮明に感じ取れるように。
２．３種の独自音響テクノロジーで細部を磨く
- ➊ MultiBeam 3.0
- 壁・天井反射を制御し、バー単体でも部屋を包み込むワイド音場を実現。
- ➋ PureVoice 2.0
- シーンごとにセリフ帯域を AI ブースト。爆発音でかき消されがちな小声もクッキリ。
- ➌ SmartDetails
- 足音・風音など微細成分を抽出。臨場感だけでなく“情報量”を底上げする。
３．バッテリー内蔵リアスピーカー──配線ゼロ＆多機能
- ワンタッチ脱着：映画時に後方へ置けば 11.1.4ch、普段はバー装着で充電。
- 10 時間バッテリー：AC 不要で部屋を横断。掃除も模様替えもラク。
- Bluetooth スピーカー化：単体 or ペアでポータブル再生。
- 独自モード
・Night Listening：深夜は手元リアで小音量でも迫力キープ。
・Broadcast：離れた部屋で TV 音声を再送出。
４．低音・設置・接続──毎日使う“道具”としての完成度
低音：密閉デュアルウーファーは風切りノイズ皆無でタイト。アクション映画の衝撃波や EDM のキックも歯切れ良く沈み込む。
設置：バー 5 kg、ウーファーは従来比 35％小型。壁掛けブラケット同梱、HDMI/eARC 1 本で TV 操作も連動。
接続性：HDMI 4 系統（IN×3＋OUT/eARC）、4K＆Dolby Vision パススルー対応。Wi-Fi 6 搭載で AirPlay 2 / Chromecast / Spotify Connect、Alexa Cast まで網羅しスマホの音源も高音質キャスト。
５．GREEN FUNDING 先行販売＆価格
- 募集期間： 10:00 ～ 23:59
- Super Early Bird：18 % オフ（限定 100）→ 約 19 万円
- Early Bird：15 % オフ（限定 150）→ 約 19.4 万円
- 定価：228,800 円（税込）／発送：9 月下旬予定
- 実機展示：二子玉川 蔦屋家電＋／SHIBUYA TSUTAYA（期間同上）
▶ GREEN FUNDING 公式ページはこちら
▶ JBL 製品公式ページ
◆ ぷくお流 “二刀流” 運用メモ（おまけ）
120 インチ・シネスコスクリーンを TV と 90° で配置しているわが家。
普段、TV上の棚にバー本体を設置しておき、スクリーン使用時はさっとスクリーン下に移動。リア 2 台はコードレスでスクリーン後方へ。ものの1分ぐらいで TV 視聴モード⇔シネスコ IMAX モードを切り替えられる。
平日はニュースや子どものアニメをサクッと、週末は天空から降り注ぐアクション大作――BAR 1300 MK2 ならそんな贅沢もストレスフリーに叶えてくれそう。
■ まとめ：設置はカジュアル、鳴りはシネマの最前列
サウンドバーの手軽さと AV アンプ顔負けの物理チャンネルを両立した BAR 1300 MK2。
リア着脱＆完全ワイヤレスで配線の呪縛を断ち切りつつ、IMAX Enhanced まで飲み込んだ「映像と音のフルコース」を提供する。
テレビ視聴の延長線で“ちゃんとした映画体験”を求める人はもちろん、将来スクリーンを導入したい人にも長く寄り添う一台。早割が消える前に、GREEN FUNDING を要チェックですね。
主な仕様
| 製品名 | BAR 1300MK2 |
| タイプ | 11.1.4ch完全ワイヤレスサラウンドシステム |
| カラー | ブラック |
| 最大出力 | 2470W（サウンドバー本体：950W、リアスピーカー：160W x 2、サブウーファー：1200W） |
| 周波数特性 | 33Hz – 20kHz |
| スピーカー構成 |
|
| 対応フォーマット | Dolby Audio(Dolby TrueHD, Dolby Digital Plus, Dolby Digital), Dolby Atmos, DTS:X, DTS-HD Master Audio, DTS ES, DTS 96/24, DTS, IMAX ENHANCED, AAC, PCM（2ch-7.1ch） |
| 出力端子 | HDMI × 1（eARC対応） |
| 入力端子 | HDMI × 3(HDCP2.3, HDR10, Dolby Visionパススルー対応)、 光デジタル × 1、Bluetooth、Ethernet |
| Bluetoothバージョン | サウンドバー本体：5.3、リアスピーカー：5.4 |
| Wi-Fi | 2.4GHz/5GHzデュアルバンド,IEEE802.11 a/b/g/n/ac/ax |
| 外形寸法 (高さ×幅×奥行) | サウンドバー本体：58×1030×136（mm） リアスピーカー装着時：58×1404×136（mm） リアスピーカー：58×202×136（mm） ※1台あたり サブウーファー：277×315×275（mm） |
| 重量 | サウンドバー本体：6.0kg リアスピーカー：1.3kg ※1個あたり サブウーファー：12kg |
| 付属品 | HDMIケーブル(1.2m)×1、AC電源ケーブル(1.5m)×2、リモコン（単4電池2本付）×1、サウンドバー壁掛けキット×1、サラウンドスピーカー壁掛けキット×2、サイドキャップ×4 |
| ワイヤレス・リアスピーカー連続再生時間 | 10時間（7.2V/4722mAhのリチウム電池を搭載） |
| 定価 | 228,800 円（税込） |
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