2020年のオリンピックに向けてますます増加している外国人旅行者。
そんな旅行者にとって移動するのに必要不可欠なのが鉄道です。
しかし、東京では地上にJR、地下に都営地下鉄と東京メトロが複雑に通っていて、券売機でガイドブックと路線図を見比べている外国人旅行者をよく見かけます。
東京メトロでは、平成30年3月27日に銀座線上野駅から順次、旅行者の多い69駅に旅行者向け券売機を設置するそうです。
券売機は21.5インチと32インチの2種類があり、日本語、英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、フランス語、スペイン語、タイ語の7ヶ国語に対応するとのこと。
主な機能は次の通り
1.乗車券購入 次の4つの方法から購入出来るようになります。
・路線図から駅名を探して選択
・観光スポットから選択(乗車経路と到着駅から目的の観光スポットまでのルート案内も表示)
・駅名で探す(予測変換有り。また中国人向けにピンインでの入力も可能)
・各駅に付けられている駅ナンバリングから探す
2.チャージ機能
チャージ金額を設定しなくても投入した金額をカウントし、全部または一部をチャージできる。
3.お得な乗車券の購入
東京メトロ24時間券、東京メトロ・都営地下鉄共通一日乗車券、東京フリーきっぷの購入。
機能のイメージは次の通りです。
ぷくおの感想としては、多言語に対応したりおすすめルートや観光スポットからの購入が出来るようになったのは大変良いと思います。
しかし、ぷくおが海外に行って一番便利なのはなんといってもクレジットカードでの乗車券の購入です。
普段使わない硬貨だと、どれも似たような感じで勘定するのに時間がかかるから分かりやすい紙幣を使い、さらに硬貨が増えていく…といった悪循環もクレジットカードでなら回避できます。
しかし、現在の日本では、定期や特急、新幹線でないとクレジットカードは使用できませんし、短期旅行者にスイカやパスモといったICカードを購入し、帰国前に解約(することでデポジットを返金)するのは面倒。
慣れない通貨を利用して切符を購入するのは非常に面倒だと思いますので、クレジットカードでの切符購入も早く利用できるようになってもらえればと思います。
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