結構あっという間に過ぎ去ったパリ滞在。帰国便は直行便が満席だったため、パリ→ロンドン→東京というフライトに。
個人旅行であればパリ→ロンドンはユーロスターを使って、少しだけでもロンドンの雰囲気を味わいたいところですが、仕事なので仕方ありませんね。
いよいよ帰国
シャルル・ド・ゴール空港ターミナル2Cの出国手続き
今回はプレミアムエコノミーを利用したフライトですが、ビジネスと違ってプレエコの預け荷物は23kgが上限となっていますので、最終日の朝に買ったお土産をしまいつつラゲッジスケールで若干の余裕は残しつつも上限一杯までスーツケースに荷物を押し込み、はみ出た分は機内持ち込み用のバックパックに詰め込みました。
ホテルから空港へはタクシーを使って、約40分ほどで搭乗予定のブリティッシュエアウェイズ(BA)が待つターミナル2Cへ到着。
まずはチェックインを行いますが、インフォメーションディスプレイによるとBAカウンターは9番カウンターらしく、エスカレーターで下の階に移動します。
こちらは全て昔ながらの有人カウンターになっていて、特に自動発券機は無く列に並んで発券とスーツケースを預けます。列が短い上位クラスのカウンターに並んでみたところ、無事にチェックイン完了。
出国前エリアにいたところで仕方ないので、ささっと出国して免税エリアを目指すのですが、ここで紛らわしかったのがチェックイン終了後に流れに沿ってエスカレーターでもといた階に戻ったあと。
↑の写真のエスカレーターに乗って下から上がってくると、目の前には他社のカウンターがずらっと並んでいて、いかにもその中央に出国ゲートがありそうな雰囲気なのですが、実はエスカレーターを降りたら回れ右をして、(見切れていますけど)51-91と書かれた建物と建物をつなぐ通路のような方面に行くのが正解。
ただ、ぷくおは間違えてまっすぐ進んだおかげで無事に免税手続きを行う機械のところに行き着いたわけですが、かなり紛らわしかったので免税手続きがなければさっと回れ右をして出国手続きを行いましょう。
回れ右をして、10m程度で51-91番ゲートから出発する飛行機用の出国審査(Border Police)に向かうための入り口が左手に現れます。
案内に従って進むと、今度はまたエスカレーターで1つ階を下ります。なんとなくチェックインカウンターと出国審査は同じ階だろうと思っていたのですが、全然違っていてびっくり。
手荷物検査や出国審査を済ませるとまたエスカレーターで上の階に向かい、いよいよ免税エリアへ。
なんと無くですが、昔は国内線だった建物を出国審査ができるように改造したような気がしてきました。
免税エリアはそれほど広くないのですが、妻のオーダー通りのラデュレを購入。オリンピック期間ということもあって、オリンピックロゴが描かれたマカロンが売られていて、都内店ではなくパリで買った甲斐がありました。
考えてみれば朝から忙しくて食事もとっていなかったため、本当はレストランに入りたかったものの出国後はスタバとマックぐらいしかなかったため、スタバでサンドイッチとレモネードを飲んで一息つきます。
そう。このターミナル2Cはエールフランスのラウンジしかないため、JALが所属するワンワールド系のラウンジが無いので、スタバでゆっくりしたあとは搭乗ゲート付近の椅子に座るしか無いのでした。
ほぼ予定通り搭乗が開始されるのですが、気になるのが外気温。なんと当日はパリにしては珍しく36度にも達していて、預け荷物に入れた保冷中のチーズとバター。そして最終日に買ったパトリック・ロジェのチョコが溶けないか心配になります。
16:20発のBA319便は16:44に離陸し、一路ロンドンを目指していきます。
途中寝そうになるも広大なフランスの大地と、フランス・イギリスのそれぞれの海岸線を見たり、着陸前のロンドン市街地の眺めを楽しみ、定刻より数分遅れでロンドン・ヒースロー空港へ着陸。
ここでの楽しみはラウンジ。飲み食いだけでなくシャワーを浴びて、半日の汗を流して14時間のフライトに備えたいところ。
駐機スポットに到着し、いよいよヒースロー空港。と思いきや、まさかの機材トラブルで前方のドアが開かない事態が発生!!
結局ドアは開かず、夕方のラッシュでバスの手配にも時間がかかり、飛行機を降りたのは着陸から1時間ほど経過してからとなってしまいました。
バスに揺られること20秒でターミナルに到着。こんな距離なら最初から歩かせてくれよと思いましたが、安全上無理なのでしょうね。
ヒースロー空港。ターミナル5からJAL機の待つターミナル3へ
急いで到着したターミナル5からJAL便が出発するターミナル3へ向かいます。
バスで10分ほど揺られてターミナル3に移動し、再度セキュリティチェックを受けるのですが、とにかく厳しくて自分を含めたほとんどの人が手荷物の精密検査となってしまいました。
これでさらに時間は消費され、結局自由になったのは搭乗開始時刻の20分ほど前。
係員の案内に従いショートカットコースで搭乗ゲートに出ると、ラウンジはおろかレストランもないままJALが出発するターミナルの端っこの方に辿り着いてしまいました。
あとでマップを確認したところ、ショートカットコースで出た場所から、JALの待つ場所とは反対側に向かう必要があったようなのですが、経路途中の動く歩道は点検中の場所もあったりしたので、ラウンジに行けたとしてもドリンクを一杯飲んで出るぐらいしかできなかったと思います。
せっかく手荷物の中に着替えも入れてきたのに不発に終わったのが残念でしたが、とにかく無事帰国便に間に合ってよかった。
BAの機内では、遅れた原因はBA側にあるのでその後の補償は全てBAが負担する。的なアナウンスが流れていましたが、BAも遅れたし、その後の保安検査も遅かったので、これで飛行機に乗り遅れていた時にはきちんとBAが補償してくれたのかが気になりますね。
定刻通りに出発したJAL044便は、今日はまたフランス上空を通り、ヨーロッパからトルコに抜け、中東→中国→韓国→日本という経路で進んでいきました。
途中、親戚の住むフランクフルトが見えそうだったのですがよく分からなかったり、一度は行ってみたいトルコのイスタンブールの夜景を楽しみにしていたのが寝過ごしてしまったり、景色だけ見たかったゴビ砂漠は機内が真っ暗だったので明るい外を見るのが憚かれてしまったり、同じく景色を見たかった北京市街は雲に覆われていたりで、ほぼやることなく13時間20分のフライトを終えたのでした。
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