サイゼリヤのリニューアルされたイカスミパスタが衝撃的だった

イカスミを使った真っ黒なイカスミパスタ。もともと苦手でしたが、2001年にイタリアのヴェネチアにあるMarco Poloというお店(なんとまだお店が残っている模様)で食べた際に衝撃的な美味しさで、以来結構な頻度でイカスミパスタを食べるようになってしまいました。

▲こちらがヴェネチアのマルコポーロ。夜にサンマルコ広場方面から向かうとまるで迷宮のような道の果てにありました

サイゼリヤのイカスミパスタ

そんなイカスミパスタが気軽に味わえるのがイタリアンチェーン店のサイゼリヤ。

わすが500円で気軽に食べられるのですが、新型コロナが5類に区分されてマスクを日常でしなくなってからは、歯が黒くなるのが嫌で、休みの日しか食べなくなってしまっていました。

そんな中、サイゼリヤでは2024年2月にイカスミパスタをリニューアルし、歯が黒くなりにくいセピア色になったのでした。

ニュースでこのリニューアル後のイカスミパスタを見た瞬間、こんなセピア色のイカスミパスタはイカスミパスタじゃないと思ってしまい、リニューアル後は一度も食べないまま過ごす日々が続いたのでした。

最近はちょっとダイエットのつもりで、ランチは低カロリーな蕎麦ばかり選んでいたのですが、ちょうど今日のランチでふとパスタを食べたくなり、通りかかったサイゼリヤでイカスミパスタを選んでみたところ…

運ばれてきたのがこちらのセピア色イカスミパスタ。

以前の真っ黒パスタにも増してなんか食欲をそそらない色合いですが、食べてびっくり。

味は以前同様、イカの濃厚なイカスミの味わいが口の中に広がります。さらに、イカの切り身もぷりぷりしていて新鮮なイカという感じ。セントラルキッチンで調理され店舗では温めるだけのはずなのにすごく美味しく感じてしまいました。

これだけでも驚きでしたが、食後に口を拭いただけで唇も歯も歯茎も全然真っ黒になっていません。

夜や休日にもう誰とも会わないという状況であればやっぱり真っ黒イカスミパスタを選びたくなりますが、ランチで食べたくなったときはこれからもサイゼリヤに飛び込みたくなるほどの美味しさと汚れの付きにくさに驚いた1日となりました。