長男は1歳になった頃、風邪の菌が声の通り道に感染するクループ症候群と呼ばれる病気で入院したことがありました。それ以降、風邪をひいて咳をするたびにクループ症候群にならないかヒヤヒヤしていて、入院目安となる血中酸素濃度が気になって仕方ありませんでした。
本当はもっと早く血中酸素濃度を測るパルスオキシメーターが欲しかったものの、大人用と違って指が細い子供用となるとしっかりしたメーカーのものは2万円近いものばかりで、手が届きません。
そんな中、久しぶりに楽天市場を開いて探してみると、こちらの3千円半ばのパルスオキシメーターを発見。
目安として最後6ヶ月以降なら使えるということなので、ダメ元で購入してみました。
こちらが届いたパルスオキシメーター。
中にはパルスオキシメーター本体の他に、ストラップ、充電用USB Type-A→Cケーブル、説明書が入っていました。
パルスオキシメーターは、表面のスイッチを押して指を挟むだけで計測可能。試しに自分の指で測ってみたところ、血中酸素濃度(SpO2)が96、脈拍(PRbpm)が84、そして血流量のPI%が表示されます。
初めて聞くPI%ですが、灌流指数(Perfusion Index)という値なのだそう。
パルスオキシメーターは血液の脈によって変化する部分と変化しない部分の差で酸素濃度を測るため、ある程度血流がある部分で計測しないと精度が保てないのだとか。
なのでPI%が1以上ある状態(場所)での測定が望ましいそうです。
上の写真では血中酸素濃度が96ですが、他の場所では98とか99の値が表示されたので、自分の指のどこが測りやすいのか、普段から知っておくことが良さそう。
なお、ボタンを押して画面が表示された状態で、再度ボタンを押し込むとその度に画面の角度が90度ずつ回転していきます。
2ヶ月児に試してみました
試しに、推奨未満のまもなく生後2ヶ月となる次男に試してみました。
フゴフゴ言っている時に装着してみたところ、いきなり85なんて数字が出て焦ります。
が、場所を変えると98という値が出て一安心。ですがかなり繊細のようで、なかなか値が安定しません。
やはり生後6ヶ月以降対象という文言に間違いはなさそうですが、それでもある程度日頃から測っておけばいざという時の目安になるので買って良かった商品でした。
商品スペック
- 本体サイズ:58×32×32(mm)
- 重量:27.5g
- カラー:レッド、ブルー、イエロー
- 測定範囲(酸素飽和度(SpO2)):70%〜99%
- 測定精度(酸素飽和度)
- SpO2が80%〜99%の時:±2%
- SpO2が70%〜79%の時:±3%
- 分解精度:±1%
- 測定範囲(脈拍数):30〜240BPM
- 測定精度(脈拍数):±1BPMまたは±1%
- 自動電源オフ:指を認識しなくなってから8秒後に自動電源オフ
- 使用環境条件
- 温度:5℃〜40℃
- 湿度:15%〜80%
子供用「バルス」オキシメーターと書かれてるのが若干気になります(笑)
コメントを残す