皆川明さんが登壇する現代版寺子屋が開催

現代版の寺子屋として、仏教を軸に科学者、エンジニア、芸術家など様々な分野の講師が出会い、毎回予想を超えた化学反応が起こる「スクール・ナーランダ」というイベントが2017年2月以降、計3回催されていたそうです。
※「ナーランダ」とはインド語で”知恵の花を贈る”という意味。また、インドのナーランダという町に5世紀ごろ最大の仏教の学院があったそうです。

第4回目は「十人十色の価値観が表現できる社会を真剣に想像してみる。」をテーマに、世界遺産となっている京都・西本願寺で2日間開催されるとのこと。

社会や共同体を作ることで25万年を生き抜いてきたわたしたち。でも社会に合わせ過ぎてもしんどくなる。インターネットなどテクノロジーの発達によりさまざまな新しいコミュニティも出現している時代、多様な価値観や個人のあり方が共存してゆくにはどうしたらいいだろう?

ファッションやダンスの世界で表現するクリエーターや進化論から人類を見つめる科学者、文章をコミュニケーション手段とするライター、そして「仏さまの世界」という超越的な視点をもつ僧侶に学び、ともに考えよう。

ということで、「minä perhonen」を主宰するファッションデザイナー皆川明、日本を代表するコンテンポラリー・ ダンサーの一人である島地保武、進化論や科学技術と社会のあり方を研究する佐倉統、Twitterの恋愛妄想ツイートが話題となっているフリーライターの夏生さえり、そして、浄土真宗本願寺派の僧侶といった講師が参加するそうです。

もちろんぷくおが一番気になったのはミナペルホネン主宰の皆川明さんが参加するということ。

今回のイベントも講師陣の授業と鼎談に加え、通常非公開の世界遺産で国宝の西本願寺を見学するツアー、お香や念珠づくりが体験できるワークショップ、西本願寺の「お斎(おとき)」として出される精進料理が食べられるなど、充実した内容になっています。

「スクール・ナーランダ」はこれから社会に出る10〜20代の若い世代を対象にしているそうで、残念ながらアラフォーのぷくおは対象外でした。とほほ….

気になる開催概要は次の通り。

スクール・ナーランダ vol.4 開催概要

  • 日 時:2019年2月9日(土)・10日(日) 9:30~17:00
  • 会 場:西本願寺、伝道院(京都市下京区堀川通花屋町下る)
  • アクセス:http://www.hongwanji.or.jp
  • 定 員:60名/日
  • 対 象:10~20代
  • 参加費:一般 1日3,000円、2日通し券5,000円(いずれも昼食付き)
    ※学生 1日2,000円、2日通し券3,000円(受付にて学生証を提示)
  • 講 師:
    〈2/ 9〉皆川 明(デザイナー)、島地保武(ダンサー/振付家)、藤丸 智雄 (浄土真宗本願寺派僧侶)
    〈2/10〉佐倉 統(科学論研究者)、夏生さえり(フリーライター)、武田正文(浄土真宗本願寺派僧侶/臨床心理士)
  • 申込み締め切り:2019年1月30日(水) ※先着順。定員になり次第、締め切り
  • 申込み方法:申込みフォーム(http://ur0.work/OgE8)、もしくは「浄土真宗本願寺派 子ども・若者ご縁づくり推進室」宛に、メール(goen@hongwanji.or.jp)かFAX(075-351-1211)にて。詳しくは、facebookでチェック!
  • スクール・ナーランダFacebookページ https://www.facebook.com/HonguanjiNalanda/

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