Amazonが2月26日にニューヨークで開催した製品発表イベントで、AIを搭載したAlexaの大型アップデート「Alexa+」を発表しました。まるでSFの世界が近づいてきたような、驚きの進化を遂げているんです!
今回の「Alexa+」、一体何がすごいのか?どこまで進化するのか?気になるポイントを早速チェックしていきましょう!
まるで人間!自然で記憶力も抜群に進化したAlexa+
従来のAlexaとは一線を画す「Alexa+」の最大の特徴は、生成AIを搭載したことによる、驚異的な進化です。具体的に見ていきましょう。
- 会話が自然で流暢に!文脈も理解
これまでのAlexaは、どうしても機械的な印象がありましたが、「Alexa+」では、より人間らしい、自然で流暢な会話が可能になります。会話の文脈を理解し、適切な応答ができるようになったというのは、まさにAIの進化を感じさせますね。 - 長い会話も記憶!過去の質問も覚えている
驚くべきは、長い会話を記憶し、以前の質問を覚えていること。これにより、まるで人間同士のような、より深く、継続的な対話が実現できるのだそう。今のアレクサは連続での会話をサポートしていますが、実際使っていると直前の話を無視してしまったりするので期待大です。 - ユーザーを学習!好みや生活リズムに合わせた個別対応
AIの得意技、パーソナライズも進化。「Alexa+」は、ユーザーの好みや日常生活のリズムを学習し、個別化された対応が可能になります。使えば使うほど、自分好みに進化していくAIアシスタントって、まさに理想的。とはいえ、我が家は家族で利用しているので、そのあたりがどのようにパーソナライズされていくのかも気になるところ。 - 家族のあれこれも記憶!レシピから重要日、食事の好みまで
家族のレシピや重要な日付、食事の好みなどを記憶し、適切な提案ができるようになるのも嬉しいポイント。家族みんなでAlexa+を共有すれば、より便利で快適なスマートホームが実現しそうです。
スマートホームをさらに賢く!高度なタスクも自動実行

「Alexa+」の進化は、会話だけにとどまりません。スマートホームをさらに賢く便利にする、様々な新機能が追加されています。
- デバイス連携がパワーアップ!より高度なタスクが可能に
音楽の部屋間移動、Fire TVでの特定シーンへのスキップ、Ring カメラを使用した家の周りの出来事の要約など、より高度なタスクを実行できるようになります。スマートホームデバイスとの連携がさらに深まり、Alexa+が中心となって家全体をコントロールしてくれる未来が想像できます。 - 文書やメールも記憶!後で質問に答えてくれる
なんと、「Alexa+」は文書やメールの内容を記憶し、後で質問に答えることができるようになります。これは、仕事で忙しい時など、後で確認したい情報をAlexa+に記憶させておけば、必要な時にすぐに教えてもらえる、という便利な使い方ができそうですね。 - 600万以上のデバイスと連携!スマートホーム管理をもっと賢く
600万以上のAlexaデバイスと連携し、より賢くホームを管理できるようになります。既にAlexaと連携ができるPhilips HueやRoborockなどの製品との連携も今まで以上に強化され、スマートホームのハブとしてのAlexa+の役割がますます重要になりそうです。 - インターネットを自動操作!ユーザーに代わってタスクを完了
そして、驚くべき機能が、インターネットを自動的に操作して、ユーザーに代わってタスクを完了できること。例えば、オーブンの修理サービスを自動的に手配してくれる、なんてことも可能になるそうです。これはまさに、SF映画に出てくるような未来のAIアシスタントそのものですね! - 様々なデバイスで利用可能!デバイス間での連携もシームレス
Echoデバイスだけでなく、モバイルアプリ、ブラウザベースの体験など、様々なデバイスでAlexa+を利用できるようになります。デバイス間で会話の文脈を維持し、シームレスに対話を継続できるというのも嬉しいポイントです。
気になる料金と対応デバイス、日本語対応は?
これだけ進化した「Alexa+」、気になるのは料金と手持ちのEchoデバイスで使えるかどうか、そして日本語対応ですよね。
料金は?
「Alexa+」は、Amazon Primeユーザーには無料で提供されるとのこと!Prime会員なら、追加料金なしで最新のAIアシスタントが使えるなんて、太っ腹! ただし、Alexaを全く使わない人ならAlexa+はいらないのでAmazonPrimeの広告導入をやめてほしいと思ったりもしそうですね…
Amazon Prime会員以外の場合は、月額19.99ドルで利用可能。月額料金は少々高めですが、モバイルのAlexaアプリやどのブラウザからでもアクセス可能とのことなので、基本的な生成AIの使用感が他LLMと変わらないのであれば、Alexaデバイスとの連携や各種サービスとの接続ができるAlexa+もありかもしれないですね。
対応デバイスは?
多くの従来のEchoデバイスが「Alexa+」に対応しますが、一部の古い世代のデバイスは非対応となります。お手持ちのデバイスが対応しているか、以下のリストで確認してみてください。
早期対応デバイス(※アメリカ版なので、日本は不明)
- Echo Show21
- Echo Show15
- Echo Show10
- Echo Show8
対応デバイス
- Echo(第2世代以降)
- Echo Dot(第2世代以降)
- Echo Pop
- Echo Spot(第2世代)
- Echo Show(第2世代以降)
非対応デバイス
- Echo(第1世代)
- Echo Dot(第1世代)
- Echo Plus(第1世代)
- Echo Tap
- Echo Spot(第1世代)
日本語対応は?
残念ながら、現時点では「Alexa+」の日本語対応については具体的な情報は発表されていません。しかし、従来のAlexaでは日本語と英語のマルチリンガルモードが利用可能であることを考えると、今後のアップデートで日本語対応も期待できるかもしれません。続報に期待しましょう!
まとめ:Alexa+でスマートホームが次のレベルへ!
今回の発表で、Alexaは単なる音声アシスタントから、より家庭内の秘書のような AIパートナーへと進化を遂げたと言えるでしょう。「Alexa+」によって、スマートホームは次のレベルへと進み、私たちの生活は便利で豊かになるはず。
特に、インターネットを自動的に操作してタスクを完了してくれる機能は、まさにゲームチェンジャー。逆に、開発はしているようですがいまいちパッとしないAppleのホームデバイスはますます差を付けられた感がありますね。
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