ガジェット好きにはたまらない製品を開発しているダイソンより、空気清浄機能付き扇風機「Dyson Pure Cool」が発売されました。
今回発売されたのはタワーファンのTP04とテーブルファンのDP04。色は各モデルともアイアン/ブルーとホワイト/シルバーの2色。
特徴
空気環境の見える化
本体に浮遊する粒子状物質(PM2.5、PM10)、VOC(揮発性有機化合物)、NO2(二酸化窒素)、温度、湿度を計測するセンサーと液晶ディスプレイを搭載。
ここ数年、空気清浄機界では本体で計測された空気環境をスマートフォンで確認できるモデルが増加してきました。
とはいえいちいちスマートフォンを開いてアプリを開いて空気環境をチェックするのも面倒です。
今回のPure Cool TP04/DP04では本体のディスプレイで室内の空気の質(AQI)を始め各情報が確認できるようになりました。
空気清浄機能
約9mのHEPAマイクログラスファイバーを200回以上折り畳んだ高密度フィルターは、従来モデルに比べて容量が約60%アップしているほか、従来モデルの約3倍になった活性炭フィルターも搭載されています。
春の時期によく聞くPM2.5よりもさらに小さいPM0.1レベルの微粒子を99.95%捕らえることが可能と謳われています。
空気清浄能力の適用床面積はJEMA(社団法人日本電機工業会)規格でタワーファン、テーブルファンともに12畳(30分で清浄)。
自社基準に基づく数値として、タワーファンが34畳(60分で清浄)、テーブルファンが36畳(60分で清浄)とされています。
扇風機機能
ダイソンの扇風機でお馴染みのAir Multiplierテクノロジーにより、ファンで吸い込んだ風が周囲の風を巻き込み、吸い込んだ以上の毎秒290Lものパワフルな風を生み出します。
また、首振り機能も従来は70°から350°まで向けることが出来るようになりました。
※首振り角度は45°、90°、180°、350°の4段階で設定可能
2つの送風モード
扇風機として使用している際には毎秒290Lもの風もうれしい性能ですが、冬場に空気清浄機として使用している際は寒くて仕方がありません。
その他
・消費電力:40W
・風量切替:10段階
・サイズ・重量
TP04
幅223x高さ1054x奥行き223 mm
5.06kg
DP04
幅352x高さ691x奥行き223 mm
4.72kg
・交換フィルター(交換目安は1日12時間の使用で1年間)
HEPAフィルター 4,320円
活性炭フィルター 3,240円
ぷくおの感想
今回新発売されたTP04/DP04は、前モデルでも搭載されていた空気環境計測センサーを本体でも確認できるようになっただけではなく、空気清浄機能の強化や首振り角度の範囲拡大、冬場に嬉しいディフューズモードの搭載など、見た目はあまり変化はありませんが中身が大きく進化しています。
しかし空気清浄機として見てみると、ダイソンが主張する強力な風で室内の隅々まで風を行き届かせて微粒子を集めるという機能は理にかなっていると思えますが、果たして騒音の少ない風量の弱いモードや冬場のディフューズモードでも謳われている性能が発揮できるのかが気になります。
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