ノイズキャンセリング機能とは正反対の、耳を塞がず周囲の音を聞きながら音楽やコミニュケーションが楽しめる「Xperia Ear Duo」がSONYより発売されます。
普通のイヤホンでは耳とイヤホンの密着度を上げ、周囲の音は聞こえず、かつ音漏れもしないような設計で作られていますが、今回発表されたXperia Ear Duoは耳を塞がない構造により、周囲の音と再生している音楽がブレンドされるデュアルリスニングが大きな特徴となっています。
要となるのはSONY独自の音導管設計。
耳の後ろに配置したドライバーユニットから鼓膜へダイレクトに音を届けることで、音漏れの低減を実現しながら周囲の音も聞こえるようになっています。
これにより、次の写真のように移動時にアナウンスを聞きながら、仕事中に同僚と会話しながら、レジャー時に自然の音を楽しみながら、それぞれの場面で音楽を楽しむことができます。
その他の特徴
生活をサポートするアシスタント機能を搭載
Android端末使用時のみボイスアシスタントAssistant for Xperiaが使用可能となり、音声やヘッドジェスチャーで、接続したスマートフォンの通話の発信、メッセージ送信や音楽再生が可能になるだけではなく、内蔵センサーとスマートフォンのGPSデータに基づいて状況を認識し、スケジュールや天気、最新のニュースなどをお届けできます。
また、アシスタントからの問いかけに対し、頭を縦=はい/横=いいえ と振って操作できたり、音楽やradiko再生時に右に首を振ると次の曲(局)、左に首を振ると前の曲(局)に変更する操作ができるヘッドジェスチャーが搭載されています。
複数のボイスアシスタントに対応
本機のタッチパッドを操作することで、Assistant for Xperia以外のボイスアシスタントを呼び出すことが可能。
Android端末:Clova、google
iOS端末:Siri
トランシーバーのように使えるAnytime Talk
最大5台まで、グループ登録した対応機器(Xperia Ear DuoまたはXperia Ear)がネットワーク上で繋がり、グループメンバー同士でトランシーバーのようにリアルタイムで会話が可能となります。
快適かつ実用的なスタイル
様々な耳の形状にフィットする「下掛け」スタイルにより、耳への負担が少ない視線で快適な装着感を実現。
3種類のリングサポーター(イヤホンのイヤーパッドに相当する部品)により、耳に合ったサイズを選べます。
主なスペック
製品名:Xperia Ear Duo XEA20
外形寸法:約17.5mm×約59.6mm×約10.2mm(本体)、Φ約89mm×約25mm(充電ケース)
質量:約10.6g(本体のみ、左右各)、約76g(充電ケース)
音楽再生時間:約4時間(本体)、約12時間(充電ケースに入れることで3回分の充電が可能)
連続通話時間:約2.5時間(本体)、約7.5時間(充電ケース)
連続待受時間:約22時間
カラー:ブラック、ゴールド
防滴性能:IPX2
発売日:2018年4月21日
価格:オープンプライス(市場推定価格30,000円前後)
感想
ぷくおは普段電車通勤なので、正直周囲の音と音楽がブレンドされる必要性は全くないのですが、昔はよく音楽を聴きながら登山をしていたことがあったので、そういう楽しみをしたい方や、騒音が少ない環境では周囲の音が聞こえた方が安心なシーンがありそうですね。
また、Xperiaの対象イヤホンのみでしか使えないのが残念ですが、トランシーバーのように使えるAnytime Talkが気になります。
ネットワーク越しにグループを作れるので、友達同士でそれぞれの自宅での勉強やスキーや登山(携帯電波圏内のみですが)、各種ツーリングなんかでも電話やトランシーバーで会話する以上に便利に使えそうです。
なお、使用シーン写真にある仕事中の使用例のイメージが湧きませんでしたが、JALさんが航空機内の客室乗務員間のコミュニケーションツールとしてXperia Ear Duoを使用し、業務改善を図る実証実験を今年4月下旬以降開始することが発表されていました。
従来は固定されたインターフォンか直接口頭で情報共有されていましたが、本製品を使用することで周囲の音をしっかりと聞きながら、瞬時に情報共有することができるのは大きなメリットですね。
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