悩んだ末に、iPhone 17 Pro Maxは、、、

さて、iPhone17発売日となる19日(金)の夕方。会社を出て一路丸の内のアップルストアで受け取ってきたiPhone 17 Pro Max。

既に各所で開封レポート等は行われているので、さささっとファーストインプレッションに移りたいところですが、その前にちょっと寄り道。

というのも、以前の記事で悩みを書いた通り、これまで使っていたiPhone 15 Pro Maxからだといまいち新鮮味にかけるため、最後の最後まで注文をキャンセルしようかと思っていました。

▲ Apple Storeでデモ機として置かれていたPro Max。バックパネルの白い部分はケースのデザインによるもの

処理速度にはそんなに不満を持っていなかったので、注目ポイントはやっぱりカメラ(もっとも、今年RICOHのGR Ⅳxが出ていればそちらと悩んでいたでしょうが)。

セットアップが完了した朝4時以降に新旧撮り比べた画像から見ていきたいと思います。

新旧(15 vs 17)撮り比べ

一番差の出る、少し明るさの足りない部屋におけるリサラーソンの鳩のオブジェの切り抜きで、超広角、広角、望遠の切り出しを比較してみます。

いかがでしょうか。超広角と望遠が、15は12MP、17は24MPでそれぞれ記録されていますが、思った以上に差がないのではないでしょうか。

もちろん、望遠レンズではノイズが減ってきれいになっていますが、逆に低照度の超広角では、17はノイズリダクションが強すぎて鳩がのっぺりしてしまっています。ちなみに、17の超広角は数枚撮りましたが、それほど差が出ていませんでした。

朝になって明るくなってから、胡蝶蘭でも比較したのですが、より好条件になると余計に差が出ない。。。

上の2枚の写真は超広角と望遠レンズでそれぞれ撮影していますが、これで十分と思う方も多いのではないでしょうか。話口調からも察していただけると思いますが、こちらは15 Pro Maxのカメラとなります。

時間も限られていたため、わずかな比較しかできませんでしたが、この結果をみて考えたのは17を返却しようということ。

返却すべきか否か

はっきり言って買い替えるだけのメリットはあまりない。と思っていた自分にとって、17であることのメリットを書き出してみたいと思います。

  • 空間ビデオだけではなく、「空間オーディオ」に対応(iPhone16から搭載)
  • リアカメラとフロントカメラの同時撮影が可能になる
  • バッテリーが当然だけど新品になる
  • いまいち実感ないけど高機能になるもの
    • 本体右側にカメラコントロールボタンが追加
    • メモリが8GB → 12GBへ増量
    • 超広角と望遠カメラ撮影時の解像度が12MP → 24MPへ
    • 本体の充電速度がより早く
    • Wi-Fi 7やBluetooth 6に対応
    • ハードウェアベースの新セキュリティ機能「メモリ整合性強制機能(Memory Integrity Enforcement:MIE)」が搭載され、メモリへの不正アクセスを防ぎ、高高度なスパイウェア攻撃への耐性を大幅に強化
    • バッテリー交換が少しでもDIYし易くなる設計になることを期待

いかがでしょうか。みなさまならこの内容で買い替えたくなるでしょうか?

自分は正直微妙だったので、あとは15の買取価格次第。ということで、土曜日の朝、早速秋葉原へ行ってきたのでした。

買取価格は?

アップルストアで下取りをすると85,000円という価格が表示されていたiPhone 15 Pro Max 256GB。

8月に買取店で提示されていた金額は最大14万円だったのが、17が発表されて以降値下がりが続き、発売日に見た情報では最大でも11.7万円というところでした。

公式との差額は最大3.2万円

この金額差があれば、徐々にへたっているバッテリー。そして可愛い盛りの息子たちのふとした表情をサッと撮れる機動性。そして将来のVRに備えて時折撮り溜めている空間ビデオを、音声面でも空間にできるというメリットを考えたら買い替えが有りかもしれない。

逆に11万円未満であれば15を少なくとも来年秋まで使い続けよう。

そう考えて、ホームページ上できちんと値段が出ている会社の中で1番高い値段を提示していたイオシスへ向かったのでした。

到着したのは11時開店の10分ほど前でしたが、既に列ができていて、ぷくおはちょうど10番目。開店とともに店頭の自動受付機で番号の入ったレシートをもらい、イスに座って順番を待ちます。

数分待つとアナウンスとともにディスプレイに自分の番号が呼び出され、受付カウンターへ。

購入時そのままのケーブル等付属品が入っている化粧箱にカバーやフイルムを剥がしたiPhoneをしまうとまるで新品。これなら高値買取が期待できるのでは?と思っていたところ、、、

提示されたのは11.6万円という値段。

もともと11万円超であれば売ろうと考えていたので、即売却の旨を伝えます。

お店側は動作確認を進め、私はiPadに表示された売却に向けた契約書をざっと読み、最後に署名。そして現金を受け取り、なんと11:15には店を後にしていたのでした。

帰宅する電車の中で読んだ17Proの分解記事によると、思ったよりもバッテリー交換をDIYする設計にはなっていなそうだったのが残念でしたが、そのあたりは信頼性のあるiFixitの記事が出るまでは判断を保留しておきます。

また、最悪返品の可能性も考えて購入していなかったケース等についてはまたの機会にご紹介させていただきますね。

購入時。そして旧iPhone売却の直前まで機種変することについてモヤモヤしていましたが、いざ使用継続が決定するとやっぱり新機種はいいものだなと実感(笑)

購入前に気づかなかったアップグレードして良かった点があればまた報告したいと思います。