1946年にフィンランドのデザイナーでありインテリア専門の建築家であったイルマリ・タピオヴァーラによって、学生寮「ドムス アカデミカ」のためにデザインされた「ドムス チェア」。
学生たちが部屋で本を読んだり、日々の暮らしを送るための椅子として、無垢材の本体に対して三次元にカーブを描く積層合板の座面を組み合わせ、長時間使用しても疲れにくい椅子としてデザインされ、今では北欧を代表するチェアの一つとなっています。
そんなドムスチェアに特別版が発売されています。アルテックではこれまで作られてきたアーカイブから着想を得て、フィンランド産の白樺・バーチ材と、北米産の楡(ニレ)の木・エルム材の2種類の異なる木を組み合わせました。
それぞれの個性を活かし合う様は、まるで「木と木の対話 – Wooden Conversations」そのもの。脈々とした木目模様が特徴的なエルム材を座席と背もたれに、「ブロンド バーチ」とも称される明るい色の滑らかなバーチ材を椅子のフレームに使用した特別版のドムスチェアは、1946年からドムスチェアを製造し続けるフィンランドの工場で、熟練した職人の手により生産されています。
発売日は2022年11月16日(水)。取扱店舗はセンプレホーム / ARIA KYOTO / スラップモブラーそごう広島店 / メトロクス札幌本店 / Mid-Century MODERN 渋谷PARCO / Echizen GALO / FELICE HIMEJI / キナルLABO / Comfort Mart / Less Asahikawa / USTYLE / Scope(オンライン) / Artek Tokyo Storeとなります。
木と木の対話ということで、ここはしっかりと自分の目で見て買いたいもの。scopeさんでは300脚が発注済みで、まずは100脚が個別写真で購入できるようになっています。
個人的にはscopeさんで過去に別注されていたトナカイレザーのドムスチェアがやっぱり買っておけば(金欠で買えなかったわけですが)よかったな〜と思いますが、とはいえドムスチェアの由来からしたらやっぱり座面も合板の方がよりオリジナルな気もしますね。
気になるお値段は121,000円(税込)となっています。まずはアップされている個体の中で気にいるものがあるかチェックしてみるのが良さそうですね。
個別の写真を見てみたい方はこちらからどうぞ。
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