iPhone、Apple Watchを身につけて旅行・出張に行くぷくお。悩みの一つがバッテリー問題でした。ACアダプターこそ流用できるものの、各機器へはそれぞれ専用のコードを持っていかなければならず、それなりに長さのあるコードを束ねて持っていくのが地味にストレス…
そんな中、見かけたのが大阪のメーカーであるCIOのハイブリッドワイヤレスバッテリー「CIO-MB20W-5000-MAS」。
5,000mAhというiPhone13Proを1回程度充電できる容量のバッテリーと、iPhone12から導入されたMagSafeにも対応。そして重要なApple Watchの充電にも対応と、これはいい!と思って購入したのが12月。
残念ながら前回出張には間に合いませんでしたが、ようやく今日、手元にモバイルバッテリーが届きました。
開封の儀
こちらが届いたモバイルバッテリー。CIOは日本製というところと、すでに電源アダプターでも使っているのでちょっと安心しているブランド。こちらの箱には紫色のアクセントが使われていて少しおしゃれな感じ。
箱の中には、モバイルバッテリー本体と1.5mのUSB Type-Cケーブル、説明書の他に注意事項が。
なんでも、「Apple WatchのwatchOSをバージョンアップすることで、モバイルバッテリーのApple Watch充電機能が使用できなくなる場合がございます。」とのこと。
Appleのライセンス認証であるMFiの公認をとっていないのか!と驚いてしまいますが、さらなる衝撃はその下の太字で書かれている、watchOSバージョン動作確認情報を確認したその先にありました。
最新のwatchOS 8.3に対応できるのはApple Watchのシリーズ3と7のみ。
今更言われても、手元のApple WatchはすでにwatchOS 8.3がリリースされた12月14日(日本時間)にアップデート済み。Amazonで購入していたのならこの時点で返品したいところ。なんですが、今回購入してしまったのは返品しにくい楽天市場↓
とりあえず気を奮い立たせて、せっかく購入してしまったバッテリーを見ていきます。先ほどの写真にある、丸が描かれたのがMagSafeが内蔵されている側で、反対側はこのようにエンボス加工のロゴと、iPhone利用時に立てかけられるスタンドが内蔵されています。
このスタンドを使うことで、縦でも横でもiPhoneが立てかけられるのはちょっと便利ですね。
また、側面には電源ボタン、ワイヤレス充電LED、入出力となるUSB Type-C端子、バッテリー残量LED(4段階)が備わります。
なお、バッテリーの重さは149.3gと、公称の約150gと同じ重さでした。
使い方
- Type-Cケーブルを使用してスマホ等のデバイスに充電を行うときは、ケーブルを繋ぐだけで基本OK。自動的に充電が始まらない場合は電源ボタンを押す形になります。
- MagSafe対応デバイスやApple Watchにワイヤレス充電を行う場合は、電源ボタンを押し、ワイヤレス充電LED(青色)が3回点滅し、消灯するとワイヤレス充電スタンバイ状態となり、MagSafeでデバイスとくっつくとワイヤレス充電開始となり、LEDも青色に点灯します。
- iPhoneをMagSafe充電しつつ、Type-Cケーブルでもう1デバイス充電を行う、2台同時充電も対応
- 電源アダプタからType-Cケーブルでモバイルバッテリーを充電しつつ、モバイルバッテリーにMagSafeでくっついているiPhoneにも充電を行うといった、パススルー充電にも対応。この場合は、モバイルバッテリーと電源アダプタを接続し、電源ボタンを押して電源が入った後、ワイヤレス充電エリアにMagSafe対応スマートフォンなどを置くと充電開始。
なお、仕様上ワイヤレス充電エリアに置いたデバイスが先に充電され、その後モバイルバッテリーの充電が始まります。
気になるApple Watch シリーズ6 +watchOS8.3の組み合わせは?
返品も考えてしまったまさかの注意事項。購入した時点で非対応だなんて悲しすぎるな。と思いながら、恐る恐るApple Watchをワイヤレス充電エリアに置いてみると、
なんとか無事に充電が開始されています。
デバイスによって動作が変わるかもしれませんが、とりあえず手元の環境ではApple Watchシリーズ6+watchOS8.3(19S55)の組み合わせでは充電が確認できました。
とりあえず注意事項に記載されていた通り、watchOSのソフトウェア自動アップデートはオフにして、妻のApple Watchで実験してから自分のソフトウェアアップデートを行うようにしたいと思います。
ちょっとした問題点がありましたが、これさえなければかなりおすすめできるモバイルバッテリー。少し高くなってでも、安心して使えるようAppleのMFi認証を取得してほしいと切に願うぷくおでした。
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