アメリカでは徐々に納車が進んでいる新型Jeep ラングラー(JL型)。
JL型では既知の通り、改良された3.6L・V6エンジンと、2.0L・直列4気筒ターボエンジンの2種類が登場します(追ってディーゼルやPHEVも登場予定)。
既にV6エンジンの燃費は判明していましたが、ようやく4気筒エンジンの燃費も判明しました。
気になる燃費は?
- Jeepラングラー 4WD 2.0L AT
複合 10.2km/l
市街地 9.8km/l
高速 10.6km/l - Jeepラングラー Unlimited 4WD 2.0L AT
複合 9.4km/l
市街地 9.4km/l
高速 10.2km/l
とのことです。
ちなみにV6エンジンは
複合 8.5km/l
市街地 7.7km/l
高速 9.8km/l
なので、4気筒モデルは10〜20%程燃費が良いようです。
日本仕様のJC08モード燃費で比較(2019/1/23追記)
日本で登録されたJC08モード燃費は次の通りとなっています。
- Sport:9.6km/l
- Unlimited Sport:11.5km/l
- Unlimited Sahara Launch Edition:9.2km/l
指定燃料や維持費について
ただし、4気筒エンジンは今はやりのダウンサイジングターボであるため、指定燃料はプレミアムガソリンと記載されています。
アメリカのプレミアムガソリンはオクタン価91-93。日本のガソリンのオクタン価は、レギュラーが89以上。ハイオクが96以上となっています。
微妙にレギュラーガソリンではオクタン価が足りないので、日本で発売されるときはハイオク指定になりそうですね。※4気筒エンジンもレギュラーガソリン指定であることが判明しました。
それぞれのモデルで複合モード燃費で1,000km走った場合を比較すると
- 2Lラングラー 13,430円(98L)
- 2LラングラーUnlimited 14,680円(106.4L)
- 3.6Lラングラー 16,110円(117.6L)
と、だいたい1250円〜2700円の差(ガソリン価格は全てレギュラーで137円/1Lで計算)となってしまいます。
(JC08モード燃費で比較)
- Sport:14,270円(104.2L)
- Unlimited Sport:11,910円(87.0)
- Unlimited Sahara Launch Edition:14,890円(108.7L)
もちろん排気量によって自動車税も変わり、次の通り年間で27,000円の差があります。
※2019年10月1日から1,000円減税となります。
- 2Lモデル:39,500円/年
- 3.6Lモデル:66,500円/年
その他の消耗品等を考えてみる
- バッテリー:バッテリーはマイルドハイブリッドとなる2Lモデルの方が高価なものになりそう
- エンジンオイル:部品数の多い3.6Lモデルの方がオイル量は多そうだけど、2Lモデルの方が性能要求が高そう
- ハンドリング:ハンドリングが重視される車ではないけれど、やはり2Lモデルの方が鼻先が軽い分良いハンドリングになりそう
といった感じでしょうか。
ぷくおならどちらを選ぶか
一番金額差が大きくなる本体価格が不明ですが、アメリカの掲示板では3.6Lに比べて2Lモデルは1,500$安い(約16万円)と記載されています。
この金額差なら、これからのEV化で味わえなくなる多気筒モデルかなという感じがします。
正確な金額と、何より日本デビューについての続報を待ちたいと思います。
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