エレコム株式会社からパソコンやタブレットなどの映像と音声をワイヤレスでHDMI対応ディスプレイに表示できる送信機と受信機を2023年12月に発売する事が発表されました。
今までも外国メーカーを中心にHDMIのトランスミッターは数多く発売されていましたが、このエレコムのいいところは2つ。
まず、最大4K30Hz(3840×2160 30Hz)までの解像度の映像データを送信可能で、受信機側は最大3840×2160 60Hzまでの解像度に自動t系にアップスケーリングできるところ。
2つ目は、接続する端末のコネクター種類に合わせて、HDMIコネクタータイプとUSB Type-Cコネクタータイプの2製品が用意されているところ。
Amazonで多数売られているトランスミッターの中には、4K映像を受け付けるものの送信できるのはHDだったりというのもありますし、送信機に接続できるコネクタはほとんどがHDMI端子のみ。
エレコムの新製品はUSB-C端子の物もあるので、DisplayPort™ Alt Modeを利用した映像出力に対応しているタブレットやスマートフォン、パソコンから、HDMI変換アダプターを噛ませる事なく直接飛ばせるのが便利そうです。
パソコン利用時はミラーリングモードのみならず、マルチディスプレイモード(拡張ディスプレイ)にも対応するほか、1台の受信機で最大8台までの送信機をペアリング可能となるため、オフィスなどでも結構使えそう。
また、著作権保護のHDCP1.4にも対応しているため、Netflixなどの映像を2K解像度で映す事が可能なはず。
ネックなのは価格。送信機・受信機とも標準価格は3万を超えているので気軽に手を出せませんが、タブレットやPCからも直接送信できるのと、日本製なので安心して使えそうなのは嬉しいですね。
個人的にはパナソニックのレイアウトフリーテレビと、HDMIトランスミッターとサウンドバーを組み合わせて使いたいので、ぜひ将来はHDCP2.2やHDRといった規格にも対応してもらいところです。
主な仕様
■ 受信機仕様
最大出力表示解像度:4K(3840×2160)60Hz ※最大4K60Hzで、ディスプレイの最大解像度に自動調整して表示
最大伝送距離:15m(障害物のない状態)
本体サイズ/重量:幅約90×奥行約90×高さ約19.5mm/約66g(本体)
■ 送信機仕様
おもな入力対応解像度:4K(3840×2160)/30Hz、2K(1920×1080)60Hz、1080p/720p/576p/480p
本体サイズ/本体重量:幅約82×奥行約80×高さ約14.5mm/重量:DH-WLTXHM1BK 約65g、DH-WLTXUC1BK 約62g
モデル
製品仕様/製品画像 | カラー/型番 | 価格 |
---|---|---|
[受信機] | 〈ブラック〉 DH-WLRX1BK | ¥34,452(標準価格) ¥31,320(税抜) |
[送信機][HDMIコネクター] | 〈ブラック〉 DH-WLTXHM1BK | ¥37,026(標準価格) ¥33,660(税抜) |
[送信機][USB-Cコネクター] | 〈ブラック〉 DH-WLTXUC1BK | ¥37,026(標準価格) ¥33,660(税抜) |
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