スバルからBRZの限定車「STI Sport TYPE RA」が登場!

現在はEQBというベンツの7人乗りEVを乗っているのですが、便利な反面やっぱりマニュアルで後輪駆動の車を運転したい欲が日々高まっている今日この頃。

先日抽選販売されたマツダロードスターの12Rは案の定落選して、もう普通のカタログモデルを買おうか、いや、来年の年次改良で今回の限定車で導入されたミッションのギヤへのコーティングが加わるかもしれない(マツダ関係者へのインタビューで、将来そのような変更があるかもという発言があった)とか、いやいや、数年先でしょうが現行モデルの最終限定車を狙うのもいいかも。なんて考えがぐるぐるしていました。

そんな折に発表されたのがBRZの限定車「STI Sport TYPE RA」。

BRZ STI Sport TYPE RA

BRZ STI Sport TYPE RAは既に各社からニュース記事になっていてご覧になった方も多いでしょうが、ざっと特徴をまとめると、

  • バランスドエンジン採用

    ピストン、コンロッド、クランクまで重量バランスを整えた“精度の高いエンジン”。
    いわゆる”当たりのエンジン”をメーカー側で作っておいてくれるというもの。スバルによると、通常の公差の半分まで追い込んでいるとのこと。
  • レブシンク&フラットシフト機能
    今までもシフトダウン時にエンジン回転数を合わせてくれるレブシンクが導入されているモデルは多々ありましたが、今回はあまり導入事例のないフラットシフト機能も盛り込まれました。こちらは、加速時にシフトアップする際、アクセルを一旦抜いて次のギアに向けて低い回転数にさせますが、アクセルを踏みっぱなしでも勝手に回転数を合わせてくれる=より加速が早くなるという機能なんだとか。
  • ブレンボ×BBS鍛造ホイール
    走り好きの“正装”。見た目も剛性も一級品。
  • ZF製ダンパー & STI剛性パーツ多数

    フレキシブルVバーやドロースティフナーも入り、コーナリングの正確さが段違いになるはず。
  • STI製エアロ一式
    リアスポイラーは約50万円高いTYPE RA with Rear Spoilerというモデルでドライカーボンのやつが装着

これだけ入ってスポイラー無しモデルは税込497万円!! スポイラー付きモデルは547万円!! なお、台数はスポイラー無しが200台、有りが100台とのこと。

申込方法と期限

抽選方式で、2025年11月30日まで に全国のスバル販売店で申し込むスタイル。

商談予約してから申し込み → 当選者に連絡 → 契約

という流れですね。

さてどうしたものか

さてどうしたものか。と書いていますが、とりあえず商談予約だけはしてしまいました。

というのも、近々出るという兄弟車のトヨタGR86はハイブリッド式の1.6リッターターボになるという噂ですし、BRZはそもそもどうなるのか不明。一説にはスバルらしいAWDになるという噂もありますが、果たしてスバルが単独で2ドアクーペを作れるのかという疑問もあります。

となると、自然吸気エンジン好きとしては現行モデルの方が好み(もちろん次期モデルの方がより内装も良くなるらしいですが、同時に高くなる見込みですし)な自分としては動かないといけないタイミング。

もちろんスバルが過去に出したSTIのフルチューンモデルに比べて、今回のモデルはあくまでSTI Sports扱いなので希少度は下がると思われますが、とはいえ車好きとしてはバランス取りされたエンジンが気になるところ。

問題はロードスターとBRZのどちらを選ぶか(当落は別にして)。

BRZの良いところ

  • やっぱりチューンされたNAエンジンに乗ってみたい
  • 子ども2人も乗せられる(さすがに家族4人は厳しそうだけど)
  • エンジン以外のチューンもかなり気合が入っていると感じられる

ロードスターの良いところ

  • なんといっても屋根が開く
  • 内装もおしゃれ
  • 最初からディスプレイオーディオが付く
  • グレードによってはBOSEスピーカーがある
  • ヘッドライトに可変配光ハイビームを付けられる

元ロードスター乗りとしては、もう一回ロードスターに乗りたいような、一度きりの人生違う車に乗っておくべきかとか色々と考えてしまいます。

とはいえ、当時できなかったNAチューンがメーカー純正でもたらされたロードスター12Rに外れた今となっては、やはり当選したらBRZかなという気も。

兎にも角にも当選しないことには仕方ないので、金策とかどちらが良いかとかは一旦脇に置いて、来週末の抽選申込と願掛けに注力したいと思います!