パナソニックからGoogleアシスタント搭載スピーカーシステムが登場

Googleアシスタント搭載のワイヤレススピーカーシステム「SC-GA1(愛称:コエリモ)」が登場します。

Google アシスタントやAmazon アレクサといったスマートスピーカーでは家電の音声操作が注目機能とされていますが、多くが音声操作に対応した家電しか操作できません。

ぷくおもAlexaが搭載されているecho dotを所有していますが、家庭内にネットワーク対応の家電がないため、いまだにCMのような家電の音声操作は未体験。

コエリモの概要

今回登場したコエリモは赤外線リモコン信号送信機を内蔵したため、新たな機器を買い足すことなく家庭内で普及している赤外線リモコン対応家電の操作を行うことができます。

現在対応している機器とメーカーは次のものに限られますが、2019年夏以降順次追加アップデート予定とのことです。

  • テレビ:パナソニック(2005年発売以降)、ソニー、シャープ、東芝
  • エアコン:パナソニック(2003年発売以降)、コロナ、ダイキン、日立、三菱電機
  • 照明:パナソニック(2011年発売以降 LED照明のみ)
    <対象品番詳細はこちらをご確認ください>
    https://panasonic.jp/support/audio/connect/

家電の登録は「Panasonic Music Control」アプリ(無料・Android及びiOS対応)から行い、テレビのチャンネル変更やエアコンの温度調節、LED照明の電源のON/OFFなどが操作可能。

隠れた目玉機能はPanasonic製LED シーリングライト「AIR PANEL THE SOUD」と連携することで、「あかりの操作」と「光と音の一括操作」が音声で操作できるように。

例えば、「OK Google、くつろぎを開始して」と話しかけるだけで、シーンに合わせた光と音が天井から降り注ぎます。

Google アシスタント機能の使用やBluetoothスピーカーとしての使用も可能

Google アシスタントが搭載されているので、声で指示することで、音楽再生や天気やニュースといった情報の取得、アラームやタイマーの設定、Google アシスタント対応機器の操作が可能です。

また、Bluetoothも内蔵されているので、スマートフォンなどの音楽を送信して大きな音で音楽などを楽しむことも可能となっています。

主な仕様

  • 消費電力:約4.8W
    電源切(スタンバイ)時の消費電力:約0.28W
  • 寸法:100×54×100 mm
  • 質量:約370g
  • スピーカー:フルレンジ5cmコーン型×1(実用最大出力5W)
  • アナログ音声出力:3.5mmステレオミニジャック
  • Bluetooth
    バージョン:Ver4.2
    対応プロファイル:AVRCP、A2DP(SCMS-T対応)
    対応コーデック:SBC、AAC
  • Wi-FI:IEEE802.11ac/a/b/g/n準拠

なお、発売は2019年2月下旬。メーカー希望小売価格はオープン価格ですが、実売価格は25,000円前後となる見込みです。

現在販売されている多くのスマートスピーカーでは家電をコントロールするために赤外線送信機能を持った機器を別途購入するか、家電をネットワークのものに入れ替えてしまうしか方法がありませんでした。

コエリモなら1台で完結することと、大手メーカーなので機器を登録するアプリが使いやすくなっていると期待できるので、より手軽に扱えそうですね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です