JALは、2024年6月から適用する「燃油特別付加運賃」(通称「燃油サーチャージ」)の適用額改定を国土交通省に申請したとのこと。
JALでは、燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直していますが、2024年2月から3月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり102.81米ドルでした(12〜1月は101.72ドル)。
これに同期間の為替平均1米ドル149.52円(12〜1月は145.26円)を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は15,373円となり、2024年6月から7月に発券される航空券に適用される燃油特別付加運賃は、条件表のZone J(15,000円基準)の金額に改定となります。
前回の燃油サーチャージの時に懸念していた通り、まず大きく円安傾向となったこと、さらに燃油そのものの値上げによって2期連続の値下げは終わってしまいました。中東情勢や日本円の下落によって今後もさらに燃油サーチャージは値上がりすることが懸念されます。すでに4月中旬ですが、発券するのであれば5月中にぜひどうぞ。
国際線燃油サーチャージ概要
- 料金表
適用期間:2024年6月1日(土)から7月31日(水)発券分まで
運賃額 :日本発旅程 (金額はお一人さま一区間片道あたり)
適用条件
1) 大人・小児ともに同額をご負担いただきます。座席を使用されない2歳未満の幼児は対象外です。
また、JALマイレージバンク国際線特典航空券ご利用のお客さまにも同額をご負担いただきます。
2) 航空券ご購入後に払戻しする場合、燃油特別付加運賃には取消手数料は適用されません。
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