一時購入を考えたHHKB。新たにポッチのついた理想に近い新作キーボードが登場するも、あれが無くなった…

プログラマーなどに人気の高性能コンパクトキーボード「Happy Hacking Keyboard」(HHKB)。

特徴はなんといっても合理的なキー配列と無接点で(底付きなしに)スイッチングする「静電容量無接点方式」により実現した深いストロークと極上のキータッチ。

▲無接点で(底付きなしに)スイッチングする「静電容量無接点方式」

この静電容量無接点方式のキーボードってどのぐらい快適に入力できるの?と思われる方も多いと思いますが、こちらはセブンイレブンのATMにあるキーボードで採用されているので、実は触ったことがあるということも多いかと思います。

そんなHHKBに新たにポインティングスティックやジェスチャーパッドを搭載した「HHKB Studio」が登場することになりました。

HHKB Studioが登場することになった背景としては、コンピューティング環境や開発ツール・アプリケーションの多様化により、様々な入力操作を快適に利用できるインターフェースの進化が求められているためで、「最小の動きで、無限大の創造を」というコンセプトのもと、ホームポジションを崩さずすべての入力操作を完結できる「All-in-Oneの新たな入力デバイス」となるべく生まれたとのこと。

特徴

1.合理的なキー配列を継承したコンパクト設計

合理的なキー配列
シリンドリカルステップスカルプチャ構造

HHKB Studioにおいても、東京大学名誉教授「和田英一」氏が発案したHHKBの基本コンセプトである合理的なキー配列とコンパクトサイズを継承。さらにシリンドリカルステップスカルプチャ構造も継承し、ホームポジションから手を移動させる必要がなくスピーディーなタイピングが可能です。

また、BluetoothとUSB Type-Cによるハイブリッド形式のマルチペアリング機能も搭載。バッテリーは乾電池を採用することによりバッテリーの劣化を機にする必要がなく一生物のキーボードとして使用可能。

2.ポインティングスティック、マウスボタンを搭載

そしてここからがHHKB Studioの特徴。キーボード中央に、かのThinkpadシリーズのようなポインティングスティックを搭載(これはThinkpadの特許が切れたことにより搭載できるようになったとのこと)。またスペースキーの下にマウスボタンを搭載することで、ホームポジションのままで文字入力、マウス操作をすることが可能になりました。

マウスが置けない狭いスペースでも便利に
 

3.快適な入力環境を実現するジェスチャーパッドを搭載

ジェスチャーパッドのデフォルト設定(キーマップ変更ツールで任意割り当て可能)

続いてこちらが最大の特徴とも言えるジェスチャーパッド。装置側面左右、前面左右の合計4ヶ所にジェスチャーパッドを搭載。画面スクロールやウィンドウ切り替えといったアナログ操作も、ホームポジションを維持しながらスピーディーかつ直感的に操作可能です。
 
さらにジェスチャーパッドにソフトウェア独自のキー操作を割り当てることで、コーディング時のデスクトップ切り替えやオンラインミーティング時のボリューム調整、写真や動画編集時の調整などを直感的に行うことができるようになっています。
 

個人的に残念なポイント

かなり魅力的なHHKB Studioですが、個人的に残念だったのがキースイッチがHHKBらしい「静電容量無接点方式」ではなくメカニカルスイッチとなってしまったこと。

もちろんHHKBらしく滑らかに指が動く躍動感で創造的な思考のアウトプットをお手伝いすべく、オリジナルの押下圧45g、リニアタイプ、キーストローク3.6mmの静音メカニカルスイッチと、拘った仕様になっているようですし、ホットスワップ方式を採用しているので通常プロファイルのMXスタイルメカニカルスイッチ(Cherry、Gateron、Kailh社製)と互換性があり、ユーザー自身でお好みのキースイッチへ変更も可能といった新しい楽しみ方も提供されています。

▲工具を使って簡単に交換が可能

けれど、個人的にHHKBに求めるのが「静電容量無接点方式」でしたので、メカニカルキーボードになってしまったのが非常に残念でした。

とはいえ実際に触ってみないとわからないのがキーボードの世界。販売は2023年10月25日からですが、10月26日~2024年1月25日の間、「b8ta Tokyo – Yurakucho(東京有楽町)」においてPCに接続したHHKB Studioを体験することが可能となっているので、一度試してみたいところですね。

なお、試打については現在HHKB Professionalシリーズを展示している常設のタッチ&トライスポットにも順次「HHKB Studio」を展示予定とのこと。

さらに、ゲオの「ゲオあれこれレンタル」では9泊10日で5,480円(税込、往復送料無料)でレンタルも開始されています。こちらは新品のHHKB Studioがレンタルでき、気に入れば本体代金からレンタル料を差し引いた金額でそのまま購入可能(=レンタル料金が実質無料)。

こんな、色んな意味で気になるHHKB Studioですが、登場するのは英語配列と日本語配列の2パターンで、色はどちらも墨色、価格は44,000円(税込)となります。

スペック

  • カラー:墨
  • 配列:英語 / 日本語
  • キースイッチ
    • メカニカルスイッチ
    • キーストローク3.6mm
    • 押下圧45g
  • ポインティングスティック有、ジェスチャーパッド有
  • キースイッチ交換:ホットスワップ対応
  • サイズ:308(W)×132(D)×41(H)mm(キートップ上面まで)
  • 質量※電池含まず
    • 840g(英語配列)
    • 830g(日本語配列)
  • 電源:単3形乾電池×4本(または、USBコネクターからの給電)
  • サポートOS:Windows 10(64bit)以降、macOS 11以降、Android 9以降、iOS 13.7以降、 iPadOS
  • 価格:44,000円税込
  • ホームページ:https://happyhackingkb.com/jp/products/studio/
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