東レといえば樹脂や繊維等に関する企業ですが、車好きにとってはカーボンメーカーという印象が強く、先日は関連会社の東レ・カーボンマジックがパリオリンピックに出場する日本代表自転車チーム向けに作った自転車が、価格が2,000万円!!(もちろん1台当たりの値段)ということでちょっとした話題にもなりました。
そんな東レさんがクラウドファンディングの「GREEN」さんで開始したプロジェクトが、アップサイクルナイロン×カーボンファイバーの傘。
TSUTSU The Umbrella
素材
見どころはなんといっても、東レグループの確かな品質で作られた、カーボンファイバーの骨組み。
構成パーツである、リブ、ストレッチャー、シャフト部分に高強度・高耐久のカーボンファイバーを使用。
また、傘の生地には80年超の歴史を持つ、東レ製のナイロン6という生地の、アパレル製品の生産や生地の流通段階で生じる余った生地の有効活用をしているそう。
その生地は、高度な微細コーティング技術を施していて、撥水性、耐久性、対摩擦性に優れているんだとか。
デザイン
もう一つの見所がデザイン。まず、長さは折り畳み傘以上、長傘未満の621mmの長さと、傘を広げた時の直径は960mmというサイズになっています。
さらに、傘の先端は、壁に立てかけられるキャップ、ハンドル部分は独特の窪みのある凸凹デザインで高いグリップ性能を誇るだけでなく、カラビナと組み合わせてバッグやズボンのベルトループに取り付けが可能。
傘を開け閉めする際に重要なパラシュートランナーは、パラシュートが開く時に仕上げられるような感覚を覚えるほど、スムーズに動くんだとか。
ベルトからぶら下げた時にもズボンを濡らさずに済むよう、透湿防水素材を使用したオリジナルソフトケースも付属します。
ロングライフ設計
傘で気になるのが、どうしても生地の劣化で撥水性能が落ちてしまうこと。
TSUTSUでは、自身で傘生地の張り替えが可能な構造となっており、繰り返し交換しながら永く使っていただけるよう設計されているのだとか。
また、傘が壊れた場合でも商品発送後1年間は無償修理。以降は有償ではあるものの、修理が可能なメンテナンス体制になっているとのこと。
スペック
先ほどサイズについては触れましたが、もう一つの魅力が約230gという軽量設計なところ。
個人的には携行しやすい折りたたみ傘が欲しいので、購入するかどうか非常に迷っていますが、東レの誇るカーボンを使用した傘を手にいれるチャンスであることには間違いがないですね。
気になる価格は、定価15,400円を予定しているそうですが、現在GREENさんにおいて9,500円のSuper Value Plusプランが販売中。
なお、製品自体は2024年7月末にクラウドファンディングプロジェクトが終了し、購入から2週間以内に発送予定。また一般販売は2024年12月下旬以降になる模様です。
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