iPhone 17 Pro Max。ケース・フィルムで256.5g運用

前作iPhone 16 Pro Maxに比べて6g。15 Pro Maxに比べて12g増の233gとなったiPhone 17 Pro Max。

当初はバッテリーへの発熱の影響を少しでも軽減するために裸運用を考えたものの、とりあえずmemumiの極薄ケースとnimasoのガラスフィルムで運用することに。

購入したケースは半透明のグレーだったのですが、これがいい感じにコズミックオレンジの派手さを抑えて自分の中ではいいチョイスだったなと思っています。

カメラ周りのプラトーと呼ばれている大枠の中はカバーしていなくても良かったような気もしますが、傷つかない安心感ということで悪くはないですね。

気になる重量ですが、

  • iPhone 17 Pro Max本体:232.8g(実測)
  • ケース:9.9g(カタログ値:6g)
  • フィルム:13.8g(カタログ値:不明)

合わせて256.5gでの運用となりました。

また個人的に気になっていた放熱ですが、しっかりと本体の熱をケース越しに感じられるので、0.3mmというケースの薄さによりそれほど熱をケースで閉じ込められずに放熱できているのでは?と思いました。

さらに、あまり考えずに購入したガラスフィルムですが、昨日になってパワーサポート社から大日本印刷の超低反射技術「モスアイ」構造を採用したガラスフィルムのiPhone17版が登場。

蛾の目のような表面に並ぶ微細な突起により、光を反射せず効率良く取り込める表面加工技術なので、もともとiPhone 17 Proが備えていた低反射コーティングをフィルムを貼っても再現できそうなことから、すでに買ってしまったフィルムの予備も使い果たしたら試してみようと思います。

数日経過して17にしてよかったところといまいちだったところ

iPhone 17 を使い始めてから今日で4日目。とりあえず良かったところ/いまいちだったところをいくつかメモしておきます。

良かったところ

  • 充電が早い
     昨夜、充電を忘れたまま寝てしまい、起きたらバッテリー残量が38%となっていました。そこで、簡単な朝ごはんを作る間、65W電源に繋いでいたところ、あっという間に60%ぐらいまで回復。食事を終えるごろには(充電上限設定の)80%にまで復活。
     超高速充電は中華スマホで数年前から、17以上の高速充電が可能となっていますが、個人的には17の速度で十分感動レベルでした。詳細は今度時間を測ったら追記します。
  • 望遠レンズが結構きれい。ただし20xまで
     物議を醸した光学8倍という望遠レンズ表記でしたが、光が十分ある環境では8倍(200mm相当)であってもかなり綺麗に撮れます。それどころかデジタルズームの20倍(527mm相当)であっても十分きれい。さすがに40倍となると輪郭がかなりぼやけますが、さすがこれまでよりも56%大きいセンサーだと感心。作例はこの下に載せておきます。
  • 超広角レンズがきれい
     16 Proから超広角レンズもメインカメラ同様に48MPとなりましたが、これにより同レンズを使用するマクロモードも綺麗になったのが便利。なお、作例は一番下に載せておきます。
  • インアウト同時撮影が便利
     17シリーズから、背面のカメラとイン側のカメラの動画同時撮影が可能になりました(他社アプリを使えば今までも可能)。
     週末に子供と電車に乗った際、ホームで電車を見送る子供の動画を撮影したのですが、表情がよくわかって便利でした。
     ただし、この状態ではセンターフレームが使えない模様で、子供の顔をしっかりとフレームに収めるのに気を使いました。また、インカメラのPinP表示サイズは変えられない(場所は4隅で選択可能)のも不便。
     というか、今回のようにどちらかというと子供を綺麗に写したい場合、ファーウェイから登場予定の背面カメラ側ディスプレイで、メインカメラで子供。インカメラで電車を撮影できた方が親心としては嬉しいなと思います。
  • 思ったよりも使える「カメラコントロール」ボタン
     iPhone 16 Proから、電源ボタンの下にカメラコントロールボタンが搭載され、即カメラアプリ起動(これにより左上のショートカットボタンを他の昨日に代替できるように)し、さらに押し込んでシャッターを切ったり、半押しで露出等の機能の調整ができるようになりました。
     人によって使いづらいという意見も目にしていましたが、今のところ便利に使えています。
     ただし、設定アプリのカメラコントロールから、「ビジュアルインテリジェンスを起動」をオフにしておかないと、カメラを立ち上げたつもりがSiriの画像認識モードという、個人的には普段使わない機能が立ち上がってしまうので注意。
  • 「ライト」機能の照射範囲調整がより良くなった
     iPhoneのライトは、iOS18から照射範囲をワイド/集中がコントロールできるようになりましたが、今まで使っていた15に比べてより照射ムラが無くなって綺麗になったような感じがします。

ちょっとイマイチだったところ

  • とにかく新鮮味がない
     良くも悪くも今まで通り使えてしまうiPhone。わずか2世代差ですとあまり変わった感じがしません。
  • カメラコントロール操作時に親指の付け根で他のディスプレイ上のボタンを押してしまう
     露出や絞り等のコントロールが可能なカメラコントロールボタン。思ったより便利な反面、右手で操作しようとすると親指の付け根の部分が、イン/アウトの切り替えボタンを押してしまうといった誤操作をしがち。
     ちょっと変かもですが、今まで使っていた通りディスプレイ上のシャッターボタンを左側にして、左手でカメラコントロールボタンを操作するほうが良いかも。
  • 高級感に乏しい
     どうしてもキラキラ=高級 という固定概念があるので、いくら航空宇宙レベルというアルミであっても、梨地の17 Proだと高級感に乏しいところ(個人的には過去のiPhone6あたりを思い出させる)。
     個人的には、今回設定された3色の中でコズミックオレンジ色が一番かっこいいように思います。

レンズテスト

駅前から超広角〜広角(標準)〜望遠までチェック。個人的には前述の通りデジタルズームの20xまでは使えるかなという印象です。できれば、設定で最大倍率の上限設定ができるといいなと思いました。

作例は全て、「スタイル:標準」で撮影し、写真アプリから互換性優先で書き出し、ウォーターマークをつけて保存方法をwebp形式にしつつ、最大幅を2000pxにリサイズして保存した以外、無加工となります。

▲ 超広角(14mm)

▲ メインカメラ(24mm)

▲ メインカメラ(28mm)

▲ メインカメラ(35mm)

▲ メインカメラ(48mm)

▲ 望遠レンズ(4倍・100mm)

▲ 望遠レンズ(8倍・200mm)

▲ 望遠レンズ(デジタルズーム・20倍・527mm)

▲ 望遠レンズ(デジタルズーム・40倍・1049mm)

また、いきなり趣向が変わりますが、資さんうどんの画像もどうぞ。こちらはマクロモードでの撮影となります。

▲ 久しぶりの資さんうどん。久しぶりすぎて、カウンターに取りに行く必要のある「とろろ昆布」を取り忘れてしまいました

いままでの15では、マクロモード(超広角レンズを使用)になると一気にメインカメラに比べて画質が落ちたため、マクロモードを解除して撮影していましたが、16以降は超広角もメインカメラ同等の画質になったので、画角を生かした撮影ができそうです。

2 件のコメント

  • こんにちは。私も同じように悩んでいてこのサイトに辿り着きました。memumiのケース非常に気になります。MagSafe対応ではないようですがこれだけ薄ければ弱いけどなんとか?と思っています。実使用感としてどうでしょうか?当方の使用としてはガッツリつく必要はなく車のMagSafeリングに保持できるくらいを想定しています。ご感想よろしくお願いします。

    • こんにちは。
      ご想像の通り、MagSafe非対応ですがケースが薄いので、弱いながらもくっついている感じです。
      私は車内ではペルシード製Qi2充電器を使用していて、スマホは斜め45度の面にに置くような感じで使用していますが、今のところ路面の凸凹やコンビニ等入り口での段差で落ちる気配はありません。
      ただ、アップル純正のMagSafeウォレットでは、MagSafe対応ケースと違って横方向の力を指で加えると、それほど抵抗なく外れてしまいます(試しに、Pro Maxを垂直にしてウォレットを持って上下に揺すると取れてしまいました)。
      ですので、車載MagSafeリングがかなり強力な磁力でないと、リング面が垂直だと外れるような気がします。
      少しでも参考になれば幸いです。

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