本日発表されたバルミューダのスマートフォン「BALMUDA Phone」。どのスマホも大画面化して持ちづらくなる風潮に異議を唱え、持ちやすい4.9インチの曲線主体のコンパクトボディに5G、FeliCa、非接触充電、約4800万画素(最大記録画素数1200万画素)のハードウェアと、個性あふれるホーム画面、バルミューダとして使い勝手を考えて作られたカメラ・計算機・スケジューラが搭載されています。
個人的にはピンチ操作で1日〜数日〜1ヶ月〜1年と表示範囲を伸縮でき、1日〜習慣表示までは天気や気温も表示されるというスケジューラが使ってみたいなと思えました。
反面、慣れれば特定の機能(スケジューラ、時計、メモ、電卓)にホーム画面からスワイプやタップでアクセスできる機能や、無限のトレイの中に敷き詰めるように記録するメモアプリなどは逆に使いづらいようにも思えてしまいます。
さらに気掛かりなのが、高性能とは言い難いCPU(Snapdragon™765)、ベゼルがそれなりにあるように見えるのにあえてディスプレイホールに収まる前面カメラ、生活防水レベル(IPX4)レベルの防水機能。そして何よりSIMフリーモデルで10万4800円という高めの値段設定。
バルミューダは機能・スペックではなく、製品を通しての体験・感動だと分かっているつもりですが、なかなか手を出しにくいスマートフォンだなというのが第一印象です。
iPhoneだって最初は機能も限られていて(何よりApp Storeなんてありませんでしたし)、継続することでより使い勝手の良い携帯になってきたという歴史があるので、バルミューダもこれならiPhoneから乗り換えたい!と思えるスマホを出してもらいたいですね。
主な仕様
- 製品名:BALMUDA Phone
- サイズ[幅×高さ×厚さ]:約69mm × 約123mm × 約13.7mm
- 重量:約138g
- ディスプレイサイズ/解像度:約4.9インチ/フルHD (1920×1080ドット、454(H)x449(V)ppi)
- CPU:Qualcomm® Snapdragon™765
(2.3GHz/1コア+2.2GHz/1コア+1.8GHz/6コア) - バッテリー容量:2,500mAh
- 通信:5G, LTE, 3G, GSM対応
- 背面カメラ:約4,800万画素(最大記録画素数1,200万画素)、F値1.8
- 前面カメラ:約800万画素、F2.0
- NFC:Type A/B/F(FeliCa™)
- 生体認証:指紋
- 防水・防塵:PX4(生活防水)・IP4X
- カラー:ホワイト、ブラック
- 生産地:日本
予約受付開始日時は2021年11月17日10:00からとなっています。
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