パナソニックからとんでもないコーヒー豆焙煎サービスが登場

好みに合わせて自由にコーヒー焙煎プロファイルを作成できるという、とんでもないサービスがパナソニックから登場します。

2017年にコーヒー焙煎機とあわせてスペシャルティコーヒー生豆、そして焙煎士の考案したプロファイルをセットにして家庭で本格的なコーヒー豆の焙煎が楽しめ、風味豊かなコーヒーを楽しめるサービスを始めていました。

今回、自由に焙煎プロファイルを作成してコーヒーの味づくりを楽しみたいという声に応え、The Roast Expert対応焙煎機とスマートフォンやタブレットにダウンロードした専用アプリを用いる事で、焙煎温度、時間、風量を1 ℃、1秒、1 %単位で設定することができ、自分で作成した焙煎プロファイルでこだわりの焙煎を楽しむことができるとのこと。

焙煎上級者向け「The Roast Expertサービス」は、The Roast Expert対応焙煎機と専用アプリを使用して自由に焙煎プロファイルが作成でき、自分好みの焙煎が楽しめますが、残念ながら従来から販売されていた焙煎機はアップグレード不可とのことで、今のところ今回販売される以下のセットが必要。

スマートコーヒー焙煎機(家庭用)(シルバー) AE-NR01-S 
The Roast Expertサービス THE-ROAST-EXPERT 
TheRoast スターターキット2 (生豆2種) GB-STK-AE-NR02 

気になる価格は250,000円(税別)とハードルの高い価格ですが、ハードルはまだあって、一つ目は購入後2週間以内にThe Roastカスタマーセンターに製造番号とご購入時の注文番号を連絡し、焙煎機の「機能拡張」を行って貰う必要があります。

二つ目は、プロファイルを作成するためのアプリはiOS(iPhoneやiPadなど)のみで、Android端末は利用不可。

他にもクラブパナソニックの登録・継続が必要(無料)であったり、権利譲渡ができないなど、なかなか手を出しづらい面もありますが、それらをクリアできれば自分なりのこだわりを持って焙煎を正確に突き詰めていくことが可能となります(今まで同様、焙煎士の考えた豆にあったプロファイルを楽しむことも可能)。

・アプリの主な機能

①プロファイル作成
1℃、1秒、1%単位で精密に温度、時間、風量を設定し、自分好みの焙煎プロファイルを作成することが可能です。

②焙煎モニタリング
焙煎中の温度をリアルタイムに確認することが可能です。

③ハゼ記録
焙煎中にハゼ温度と時間を記録することが可能です。

④プロファイル管理

⑤メニュー

※焙煎プロファイルの選択や送信、焙煎状況の確認は、スマートフォンやタブレットの専用アプリ*からのみ操作が可能です。
※焙煎動作の開始や、豆の排出は、本体からのみボタン操作できます。
※焙煎機1台に対し、最大8台のスマートフォンやタブレット端末を登録することができます。焙煎機本体とスマートフォンやタブレット端末を登録(Bluetooth®無線技術) してからご使用ください。

*iOSのみ対応。

・The Roast Expert対応焙煎機の仕様

焙煎方式:熱風式焙煎

焙煎量:50g/回

本体寸法:130×238×342(幅×奥行き×高さ mm)

本体重量:4.6kg

消費電力:1320W

発売日:2018年12月中旬予定

予約販売期間:2018年10月31日〜11月30日

ぷくおの感想

現行の焙煎機の10万円に比べておそらくソフトウェアの変更だけなのに15万円アップは正直高いですが、自分で正確にプロファイルを作り込み、それが何度も正確に再現可能だと思えばコーヒー好きな方にとっては安いと言えるのかもしれません。

ぷくおはネスカフェ・ネスプレッソとUCCドリップポッドで満足してしまっていますが、一度焙煎と焙煎したての豆で淹れるコーヒーを体験してみたいですね。

なお、予約販売期間中に購入された方には全国4カ所で実施される、世界一の焙煎士・後藤直紀氏と2015年 「Japan Coffee Roasting Championship 」優勝の河合佑哉氏によるThe Roast Expertサービスの楽しみ方、プロ目線の活用方法、プロファイル作成のこつなどが聞けたり質問できるセミナーに参加できるそうです。

詳しくはこちらをご覧ください。

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