JALは、2023年10月から適用する「燃油特別付加運賃」(通称「燃油サーチャージ」)の適用額改定を国土交通省に申請したとのこと。
JALでは、燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直していますが、2023年6月から7月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり94.59米ドルでした(4〜5月は93.12ドル)。
これに同期間の為替平均1米ドル141.20円(4〜5月は135.35円)を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は13,357円となり、2023年10月から11月に発券される航空券に適用される燃油特別付加運賃は、条件表のZone H(13,000円基準)の金額に改定となります。
昨年秋のゾーンO(20,000円基準)から右肩下がりに料金は下がってきていましたが、昨今の再度の円安傾向の影響が出てしまいました。これにより、北米・欧州へのフライトでは片道あたり5千円弱の料金アップとなってしまっています。
年末年始の旅行を始め、発券するなら9月〜10月に行うのが良さそうですね。
国際線燃油サーチャージ概要
- 料金表
適用期間:2023年10月1日(日)から11月30日(木)発券分まで
運賃額 :日本発旅程 (金額はお一人さま一区間片道あたり)
適用条件
1) 大人・小児ともに同額をご負担いただきます。座席を使用されない2歳未満の幼児は対象外です。
また、JALマイレージバンク国際線特典航空券ご利用のお客さまにも同額をご負担いただきます。
2) 航空券ご購入後に払戻しする場合、燃油特別付加運賃には取消手数料は適用されません。
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