JALは、2025年8月から適用する「燃油特別付加運賃」(通称「燃油サーチャージ」)の適用額改定を国土交通省に申請したとのこと。
JALでは、燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直していますが、2025年4月から5月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり79.60米ドルでした。
これに同期間の為替平均1米ドル144.57円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は11,507円となり、2025年8月から9月に発券される航空券に適用される燃油特別付加運賃は、条件表のZone F(11,000円基準)の金額となります。
現行のゾーンH(13,000円基準)から2,000円も基準が下がり、ハワイで片道5,000円、北米・欧州・中東・オセアニアに至っては片道8,000円も下がりました。
今後の展開が不透明な中東リスクを抱えている現状では、この8月・9月に発券を済ませておくのが良さそうに思います。
国際線燃油サーチャージ概要
- 料金表
適用期間:2025年8月1日(金)から9月30日(火)発券分まで
運賃額 :日本発旅程 (金額はお一人さま一区間片道あたり)
適用条件
1) 大人・小児ともに同額をご負担いただきます。座席を使用されない2歳未満の幼児は対象外です。
また、JALマイレージバンク国際線特典航空券ご利用のお客さまにも同額をご負担いただきます。
2) 航空券ご購入後に払戻しする場合、燃油特別付加運賃には取消手数料は適用されません。
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