JALが2024年4月〜5月発券分の燃油サーチャージを発表。値下げ継続中

JALは、2024年4月から適用する「燃油特別付加運賃」（通称「燃油サーチャージ」）の適用額改定を国土交通省に申請したとのこと。

JALでは、燃油特別付加運賃額を2カ月ごとに直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき見直していますが、2023年12月から2024年1月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり101.72米ドルでした（10〜11月は110.32ドル）。

これに同期間の為替平均1米ドル145.26円（10〜11月は149.67円）を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は14,775円となり、2024年2月から3月に発券される航空券に適用される燃油特別付加運賃は、条件表のZone I（14,000円基準）の金額に改定となります。

10月以降2回連続で値上がりが続いた燃油サーチャージですが、その後反転して2期連続の値下げとなりました。とはいえ円高傾向は一旦収束してまた150円/ドルとなっているので、発券するのなら4〜5月というのが一つの目安になりそうですね。

国際線燃油サーチャージ概要

料金表
適用期間：2024年4月1日（月）から5月31日（金）発券分まで
運賃額　：日本発旅程　（金額はお一人さま一区間片道あたり）
適用条件
1）大人・小児ともに同額をご負担いただきます。座席を使用されない2歳未満の幼児は対象外です。
また、JALマイレージバンク国際線特典航空券ご利用のお客さまにも同額をご負担いただきます。
2）航空券ご購入後に払戻しする場合、燃油特別付加運賃には取消手数料は適用されません。